- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098401277
感想・レビュー・書評
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脳科学の視点から子供の能力を発達させるための考え方がよくわかる。
著者が提唱しているHQ理論をもとに語っているが、
理屈をほどほどにとどめ、実践的な内容に落とし込んでいるので
かなり読みやすい。
本の構成も、見出しが大きく、文字も大きく、さらに「ここ大事ですよ!」という
キーワード?が太字で書かれているところなど、至れり尽くせり(笑)。
ただ、ところどころ著者の思い込みと思われる部分もあるため、
そのまますべて鵜呑みにするのではなく、
読みながら取捨選択していく気持ちが必要だと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
➡️現在もうすぐ4歳の長男と3ヶ月の長女がいます。
彼らのために親が出来ることは無いかという思いで読みました。以下気になったこと実践したいこと
✅ワーキングメモリを高めることが大切
✅ワーキングメモリとはある状況において適切に判断できるために使われる脳機能。
✅ワーキングメモリの向上には読み書きそろばんが重要
✅箸は4歳までに学ぶ。4歳以降では効果なし(辛い。。。)
✅報酬の予測 先を見て行動するスキルが身につく
✅報酬の予測にはとにかく褒めることが大切
✅2歳から4歳までにしつけをする(可愛くても我慢)
✅禁止行為のような社会の決まりは即時効果が有効
✅ダメなことをしたら体罰ありでもすぐ叱る
✅罰として閉じ込めるなども有効
✅やりすぎてはいけない トラウマ の原因
➡️しつけとお箸はやらせたい。特にダメな事は理屈抜きに叱った方が良い(2歳から4歳までのゴールデン期間の場合) -
やる気脳を育てる
【評価】★★★★☆
【誰にオススメか】
子育て世代(0歳〜8歳まで)
【メモ】
・前頭前野を育てるとやる気ある社会性のある人になる
・努力することを褒める
・8歳頃までの幼少期の環境や教育がとても大事
・脳は3歳頃までに基本的な構造が作られる
・乳児期(0歳〜2歳)までに必要な環境は『母子の良好な関係』であり、意識的な英才教育は不要。母子密着型育児をしていればそれだけで充分。
・豊富な環境刺激(自然の音、太陽の光、音楽『モーツァルトなどのクラシック)、家族の会話)
・魚をよく食べる幼児、箸をよく使う幼児はIQが高い。
・子供の脳を鍛えるにはワーキングメモリを育てる必要がある。そのワーキングメモリは読み、書き、そろばんで育成できる。それを8歳までにやること。そろばんの代わりにピアノでも良い。
・魚をよく食べる子供ほど、ワーキングメモリ能力が高い。
・2歳から4歳までに箸をマスターさせる。
・そろばんはめっちゃ良い。効果的。
・子供が自分の意思で行動していることを止めてはいけない。探究心、好奇心を大切にする。
・とにかく『褒める』
・2歳〜4歳頃はしっかり叱る。優しく何でこういうことしたの?じゃなくて、即時に叱る!適度なストレスが脳の発達に良い。悪いことをした直後にネガティブな感情を植え付ける。
・子供は夢を持つことが大事。夢を目的に上手に置き換えてあげることが大人の仕事。
例:宇宙飛行士になりたい→それなら大学行かないと行けない→それならある程度学力が必要→毎日少しずつ勉強しよう
・小さな夢でも良い。達成した夢を基盤に、次から次へと進めると将来いろんな苦労でも楽しめる子供になる。
・夢が実現した状況を強くイメージし、楽しい未来を親子で語り合う
・褒めるときは能力ではなく、努力した過程を褒める。
・具体的には、1年先の夢や目的が達成できた自分をイメージする。良い姿の自分をイメージできることは、夢を叶えること、目的を達成することにとても重要で、これができると、なりたい自分に近づく事ができる。
・子供は小さな成功体験を何回も繰り返した方が良い。失敗したときは、後悔して、反省する事が重要。
・個性を見分けられるのは母親。共感力が父親より優れている。
・子供の個性を見抜くには、まずいろんなことをさせてみる(各種習い事)、子供が笑顔で楽しんでいるか、興味を持っているか、得意そうかを観察する。子供のいいところを見抜く力は母親が持っている。
・グレる子は母親の性格に大きく影響する。「過敏・心配性」「完全欲・几帳面」な母親は危険。
・過保護、過干渉はいけない。
・上記二つは7歳以降の話。それまでは密なコミュニケーションが必要。
・心を鬼にして子供の挫折に付き合う
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【響いたフレーズ】
・夢は、書いておくと80%実現する
・成功体験があれば、教育はいらない
・子供の良い所を発見し、伸ばし、悪い所は無視するか多少良くしていく事が多重知能を発達させる教育方法。
・失敗や挫折を全て授業だと思え
・幸福感は遺伝する。親の幸せ感は子供に遺伝している。
・2008年ダボス会議で、「将来子供をどんな職に就かせれば良いか?」の議論があった。結論は「就かせるべき特定の職業はない!必要なのはスキルだ。」子供たちのスキルを育成すれば激動の時代でとうまく適応出来る。→スキル「語学力」「意志伝達力」「交渉能力」「対人能力」「異文化を理解尊重する力」
【明日からTODO】
・子供といる時間を増やす
・スキンシップを高める
・母親の負担を軽くする -
25.6.1
•前頭前野は脳指令の監督のようなもの
•HQが高い人…未来思考型行動が取れる
•HQを高める…魚➕箸
未来を予想し逆算して行動することの大切さを知った。
IQも大切だがHQを高めていきたい。