放課後さいころ倶楽部 (19) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

著者 :
  • 小学館
3.58
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本棚登録 : 87
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098506156

作品紹介・あらすじ

ボドゲ漫画の金字塔、いよいよ完結!


将来のコトとか、友達のコトとか、好きな人のコトとか・・・
少女達は悩んで、笑って、進む。
そう、それはまるでボードゲームみたい。

ボードゲーム×女子高生の青春物語、いよいよ最終刊。

少女達の最後を是非その目で見てあげてください。


【編集担当からのおすすめ情報】
アニメ化もされたボドゲ漫画、いよいよ完結です。
これを機会に全巻一気に読んで頂けたりすると嬉しいです。

感想・レビュー・書評

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  •  完結巻なので基本構造は割愛。
     各々恋に進路に悩みつつ、道を定めての完結。
     無難な辺りに落ち着きはしたけれど、その代償に今巻殆どゲームが登場しない。
     多分、読者アンケートとかで、ゲームよりもキャラクターたちの恋模様や悩みが期待されての展開なんだろうけど・・・。
     恋や進路に悩む高校生の作品は、掃いて捨てるほどあるわけで・・・。
     アナログゲームでストーリーを繋いで巧くいっている強みを活かせなかったのが残念な気もする。
     まぁ主人公たちが女の子というのも現実的な結末にしか至れなかった理由かもしれないけどね。
     ゲームバカが、ゲームでしか己を表現できない・・・なんて作品でも良かった気がする。
     そういう次回作があれば喜んじゃうけど、ここで完結させるならそんな未来もない気もする。

     実在のアナログゲームが題材で、ゲームの紹介と攻略とそれに絡めたストーリー展開が好きな作品だったので、最後までゲームで締めて欲しかった。

  • 物語の最終巻であり、メインキャラクターたちの卒業までの流れが描かれる。

    構成については賛否あると思うが、個人的にはこれでこそこの作品の終わりに相応しい。

    というのも、本作のメインターゲットはきっとボードゲーマーではないはずだから。

    女子高生×ボードゲームという、一般的にはとても遠い関係にありそうな題材。
    主人公ミキは元々ボードゲームと何の縁も無い内気な女子高生。
    そんな主人公がたくさんの仲間やボードゲームと出会って成長していく物語。

    ボードゲームには、人と人をつなげる力がある。
    これはボードゲーマーなら誰しも感じていることだと思う。
    そうして生まれたつながりは、ヒトを変える。
    そのことを見事に描ききったこの作品は、ボードゲームの理想的な在り方のひとつを示しているように思う。

    ボードゲームが主役であってはいけない。
    あくまでも人間が主役でなきゃ。
    ボードゲームとは、人と人の間にあるもので、最高の脇役でしかない。
    だからこそ、この物語はこれでいい。

    最後にひとこと言わせてほしい。
    「登場人物めちゃくちゃ良い子すぎて誰も不幸になってほしくねえ」

  • 購入して読み。
    ふりがながついていて読みやすいせいか、12歳児Fが最近手に取ってよく読んでいる。

    最終巻。それぞれの場所でがんばるとよい…。

  • 素敵な作品に出逢えたことに感謝。
    拍手喝采、スタンディングオベーション。

  • ●いい最終回だった。新刊が出るのが楽しみだったから、少しさみしいな。

  • 完結。ボードゲームコミックが19巻の長きにわたって続き、TVアニメにまでなったことに、古くからのボードゲームプレイヤーとしては感無量ですわ。これからも後続が現れてほしいものです。既刊と異なり、この巻ではエミーと翠が作り上げたオリジナルゲームをプレイする展開で…うむ。『アクア・ステップアップ』を思い出してしまったねえ。で、このゲームはいつ出るんですかの? そこはかとなく『アンドールの伝説』っぽさを感じつつ。ゲーム内で収めちゃうのはもったいない。ミキちゃんは、とてもミキちゃんらしい結末を迎えててほっとしました。

  • 完結。みながみな、思い悩んで末にそれぞれの進路を決め。飛び出していくもの、待つものさまざまに。けど、また集まることもあるよと思わせるような。このメンバーのためだけに作ったオーダーメイドのボードゲームを遊ぶ至福と贅沢がきらきらとまぶしかった。

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