- Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784098606054
作品紹介・あらすじ
激しく傷ついた日本で、青年に転機が訪れる
大正12年9月1日。関東一円を襲った大地震--
「摂政」となって間もない裕仁(ひろひと)青年を取り巻く状況は
急速に変わりつつあった。
そして、閉塞した世相の矛先は
二十歳を過ぎたばかりの青年に襲いかかる…!!
先が見えない震災からの復興、誰もが予期せぬ暗殺未遂、
そして--婚礼。
乱高下する時代を生きたひとりの人間の人生が、ここにある。
【編集担当からのおすすめ情報】
父・大正天皇を助ける摂政として、
そしていずれ君主になる者として--
誰に対しても弱音を吐かず、常に冷静に振る舞い
自らを律し続ける裕仁青年。
時に実母や兄弟との溝すら感じさせながらも
孤独な道をひとり進んでゆく青年にとって、
婚約者・良子(ながこ)は、
かけがえのない"伴走者"たり得るのか…?
多重構造の人間ドラマが複雑に絡み合う、必読の最新刊です。
感想・レビュー・書評
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外戚が悪いと本人までねぇ!
関係はないけどねぇ( ̄▽ ̄;)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
関東大震災の復興から、虎ノ門事件、
秩父宮の嫁探しと、良子妃の懐妊まで。 -
大正天皇の皇后が、結構強烈だったのは初めて知りました!
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関東大震災の復興、今後の日本に大きな影響を持つ後藤新平が登場。そして大正時代が終わろうというその寸前、長女成子内親王ご誕生。その後二男五女を設ける。一方、弟の雍仁親王のお妃選びが。結構色々あったようであるが、残念ながら子息子女に恵まれず。ここから今に至る継承問題に繋がる。雍仁親王もさることながら、高松宮親王も子息に恵まれず、唯一三笠宮親王はヒゲの殿下で有名な寬仁親王を持つが、子息に恵まれず今に至っている。
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昭和天皇の気丈さ、覚悟、重みなど、うまく表現されていた。
自分も見習いたいと思う場面が多々描かれていた。 -
節子皇后の必死さが怖い!
国家を守るとは、こんな感じなのかなあ -
能條純一『昭和天皇物語 (6)』小学館。
前月刊行されていたのを不覚にも見逃していた。
関東大震災、摂政となった裕仁を襲う凶弾、震災からの復興と婚礼、良子妃の出産……第6巻は随分とあっさりと史実を並べただけで、物語を大分端折っているように感じた。第5巻までは裕仁の人と成りをもう少し丁寧に描いていたと思う。
滅多なことは描けないという事情があるのかも知れないが。
本体価格591円
★★★★