昭和天皇物語 (6) (ビッグコミックス)

  • 小学館サービス
3.91
  • (11)
  • (31)
  • (16)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 291
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784098606054

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 関東大震災直後の東京で「復興」が始まる。裕仁親王は狙撃事件(虎ノ門事件)も乗り越え復興に尽力し、翌年には延期していた婚儀を挙行する。同時に、秩父宮雍仁親王の妃選定についても、貞明皇后の強い意向により、かつての「朝敵」松平容保公の孫節子の線で進められていた。当時、秩父宮は歩兵第三聯隊第六中隊付少尉で、ここに早くも安藤輝三士官候補生が登場する。秩父宮を敬慕していた安藤は、後に二・二六事件の中心人物となり、「天皇陛下万歳、秩父宮殿下万歳」と叫んで刑場の露と消える。もちろん、二・二六事件は昭和天皇を語る上でも不可欠の変事であり、これから安藤をどのように描いてくれるのか期待したい。

  • #本 #漫画 #昭和天皇物語
    “皇嗣”というのは、元々あったのね……
    皇太子と皇嗣の違いを調べてみよう……

  • 関東大震災の復興へ向けた政策。復興費用は41億円、現在の費用で14兆円。摂政宮の暗殺未遂事件。内閣総辞職を申し出る閣僚たちに、わたしが殺されそうになったくらいで政権を放り投げるのかと叱咤。弟秩父宮のヨーロッパ留学と、母による松平容保の孫娘との婚姻の画策。最後は、ついに命脈が尽きるかに思われた大正天皇のもとに摂政宮夫婦が訪れたところまで。

  • 2020/04/28 019

  • 意図的な構図なんだろうけど、ちょいやり過ぎか。
    何か昔は良かったという昨今の風潮の発現かのう。
    それにしても人の恨みというのは簡単には消えませんな、日本国内に限定すれば皆理解を示すが、境を越えると我忘れなんでしょうか。

全16件中 11 - 16件を表示

能條純一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×