- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101050300
感想・レビュー・書評
-
日記と綴られたところどころの文章が面白い。
特に太宰さんについて語ってるあたりは、うあー大人げないなあ。と(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ミシマのことで知らなかったこと。音楽嫌い。音楽は危険だ。生活に接触させてはならないのだと。音楽という精神の勝利を信じて安心して喝采している点では檻の中にいるようなものだと言っている。そして音楽に対する要望を書き残している。「ならば私を官能的な豚にしてくれ。」だが食事の間に流れる浅はかな音楽。尻振り踊りの中南米音楽は好きみたいである。
-
み-3-30
-
未読。
-
高校時代特に読み込んだ.
-
日記形態のエッセイ集。及び、評論をいくつか収録。
小説よりも、もっとストレートな形で筆者の考えが表現されているように感じた。晩年の三島の死生観や美や政治やその他の考えを知るにはうってつけの書。 -
いわゆるエッセイ、という感じなんだけど、こういうの三島由紀夫では珍しいんじゃないかなあ。彼の場合、エッセイ風味の文章であっても、読者層を想定して、それに合った文章、主張を仕立て上げるところがあるので、実際に思ったこと、気づいたことを書いた文章ってかえって貴重で、とっても面白い。