トリツカレ男 (新潮文庫)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101069234

感想・レビュー・書評

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  • 一万円選書で出会った本です。
    今の私にぴったりな本でした。
    トリツカレ女ですね。(笑)

  • ほっこり。
    優しい気持ちになれる。

  • だいすきだわ。

  • 素敵。こんなにまっすぐになることを忘れてしまっている気がします。

  • 2017.9.10読了
    いわた書店選書

  • こわいくらい純粋でまっすぐで 素敵
    いや、こわがりたくない…

    とりつかれることに怖さを持たなかった頃には戻れそうにないから この本を読もうまた

  • 読み終えたあと、心が温かくなった。

  • 「わたしだって結局、ばかげたトリツカレ女だったってこと」か(´∀`*)とか思えてしまうあたたかい物語でした。
    でも、ジュゼッペのまっすぐさは強くて やさしくて かっこいい。ばかげてたってね!

  • ジュゼッペ、ペチカ、タタン。さくっと読めるいいラブストーリー。

  • 「トリツカレ」という題と表紙のやや怖い雰囲気の絵に、暗い話なのかなというイメージがあったこの本。ハートウォーミングでハッピーエンドと聞いて、落ち込んだ時に読みました。(表紙の絵、髪の毛のところに顔があって影になってるのかと思いきや、よく見たら下に陽気な顔がありました)

    とくにグッときた、大好きな部分を引用

    >
    自分の足元に、もうずっと前から張られている、澄みきった美しいこの世の氷。
    氷の上で、ペチカの足はふるえもせず、きれいにぴんとのびてるさ。自分はとっくに新しいスケート靴をはいている。それはとてもよく足になじむ。それはブレーキなしにひたすら懸命に前へ前へとすべる。そしてそれは、ペチカが転ばないよう、氷と彼女との間に歯をくいしばって立っている。
    >

    この一文目にすっかりやられました。

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著者プロフィール

いしい しんじ:作家。1966年、大阪生まれ。京都大学文学部卒業。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲二文学賞、12年『ある一日』で織田作之助賞、16年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。そのほか『トリツカレ男』『ぶらんこ乗り』『ポーの話』『海と山のピアノ』『げんじものがたり』など著書多数。趣味はレコード、蓄音機、歌舞伎、茶道、落語。

「2024年 『マリアさま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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