沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

  • 4782人登録
  • 3.99評価
    • (783)
    • (672)
    • (707)
    • (41)
    • (9)
  • 514レビュー
著者 : 山崎豊子
  • 新潮社 (2001年11月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101104263

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
宮部 みゆき
宮部 みゆき
三島 由紀夫
有効な右矢印 無効な右矢印

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • WOWOWでドラマがスタートして第1話観たら面白くて、原作も気になって読み始めたっていう単純な理由(笑)

    主人公の恩地さんは間違ってないんだよな(愚直で融通が利かないのが、あれだけれど)業績が右肩上がりの会社、だけれどもそれ故に現場で勤務している人間に強いられる勤務環境、給金もろもろ。。。これ、今でいうブラック企業に近いよなぁ。
    この時代から現在に至るまで、変わってるようで根底は変わってないんだな、この国の労働環境って。

    しかも、上に逆らえば僻地に飛ばされたり閑職につかされたり。逆に上に上手く取り入ったり、金で解決させて昇進したり。。。
    この1巻でも、上の人間の汚い、醜い部分がえぐり出される様に描かれていて私まで、腹立たしさで地団駄踏みそうな勢いになった。
    恩地が不遇の道を歩まされる事が読んでてとても辛いのだがこの先、彼がどの様な生き様を描いていくのか気になるので引き続き2巻も読む予定。

  • 最も危険な動物は人間。
    一人一人の欲望が積み重なってできた組織は、かくも簡単に真摯な人間を踏みつぶし、多数の犠牲を伴ったとしても生まれ変わることなく、生き残り続けられるものなのか。
    御巣鷹山日航機墜落事故が、この小説のとおり企業内モラルの崩壊があったとするなら、また、事故以降もモラルの崩壊が続いたのであれば、ご遺族の「二度殺された」という言葉はとても重く、心すべき言葉だ。

    この小説を書くにあたり、日本航空だけでなく、ご遺族の中からも作者山崎豊子に対する厳しい意見はあったように聞く。
    伝えなければならないこと、書かなければならないことを見据え、全てを受け止め、しょい込みその重みを自覚して書く。
    これが本当の小説家の仕事なのだと思う。

    素晴らしい小説と出会うことができた。
    ありがとうございました。

  • J○Lがモデルと言われている小説。組織って恐ろしい…。興味深かったです。
    すべてが真実とは思わないけれど、今の状況を見るに、だいぶ真実と近かったんだろうなとは思う。
    航空機用語やら、政治用語やらがいっぱいで難解ではあるけれど、ある程度は読み飛ばしても話の内容はわかります。

  • 学生の頃なら恩地のようになりたいと思っただろうが,今は違う.
    正義を貫くことも大切だが,社会人ならもっと上手く立ち振る舞うべきではないだろうか.
    また,会社のために自分の家庭を顧みないという働き方にも賛同できない.
    今の日本の働き方があるのは,これまでこういう働き方を良しとして描いてきたからだと思う.
    という訳で,この本を全面的には肯定したくないという気持ちがある.


    と思う一方,やはり恩地のように正義感が強くて真面目で,不遇な立場にあっても腐らないという姿勢は尊敬する.
    現代の働き方においても,学ぶべき要素は多分にあると思う.
    そして,上川隆也主演でドラマ化ですって・・・!これ以上ない適役.恩地は上川隆也で脳内再生された.
    小説自体も描写といい構成といい,流石山崎豊子.

  • 日航機事故の話かと思っていたが
    腐った企業体質の話だった。

    山崎さんは本当に詳細に
    取材されているうえに無駄がない。

    恩地さんのモデルが実在することに
    びっくりした。

  • 恩地さんの生き方。自分のプライドを押し殺さず権力に立ち向かう、手本にするか否か。結果、左遷を食らってしまう。組合委員長として、人望があり、優秀な人物であった。かっこいいが真似できない生き方。企業側からの様々な理不尽に耐える恩地さんと家族。一瞬半沢直樹を思い出した。2巻以降にも期待。

  • 事実を丹念に取材して、小説として再構成している。事実との線引きを疑問視する声もあるようだが、これも深層を描くための表現方法だ。強大な力に屈することなく、組織に孤高の闘いを挑む男の姿は、読む者の心を熱くする。主人公が選択した壮絶な生き様は、男性作家が描く描写より男臭い。私がテーマとする「組織対個人」を描く上での見本です。
    ※全5巻を1巻だけ登録しています。

  • 読みやすい文章で入りやすいです。
    恩地さんが本当に誠実で素晴らしい人です、奥さんも本当にいい奥さん。
    理不尽さが可哀想で悔しい。

  • 自分なら行天の生き方を選ぶ。
    恩地は労組間での徹底的な敵対から僻地流刑へ。腐敗した組織に対して信念を貫き反旗を翻すことによって家族もろとも差別の対象とされるジレンマに耐えられそうもない

  • ほぼ10年ぶりに読み直した。アフリカ時代の回想で書かれる島流しになる経緯のくだりは、当時海外駐在だったのでこのまま海外を転々とするのではないかと心配するとともに理不尽な人事に憤って共感したりしたが、10年の歳月を経て改めて読み直してみると、主人公の恩地元のやや強引ともいえる組合闘争は、やや気になるところではある。いろいろと読み手の立場が変わると共感のポイントも変わるということか・・・。

  • 山豊ドM小説ここに極まれりって感じです。
    肉体的、精神的にディスられると対価を支払いたい!
    そんな方にもおすすめ。ビンビンにおもそろかったです。

  • 2013年4月11日、読了。

  • 経営のためには安全が疎かになっていいのか、そんな思いを持ち続けて読んだ。
    会社の中に、そんな思いを持ちながら闘い続ける人がいるという事に、まだ安堵は出来る。
    しかし大きな組織に呑み込まれていく様が、悔しくもあり悲しい。

  • オススメ本を検索して、そういえば読んでなかったなぁと思い、長編・大作に挑むの巻。

    時代背景もあるので、テレックスだとか多少懐かしい感のある言葉は出てくるが、それらも気にならないくらい、ぐいぐいとひきこまれる。

    どこかで見たことあるような…と、思ったら、以前テレビで映画を見てたなと思いだした。

    当時は情報自体も今以上に入手しづらく、しかも僻地(語弊があるか?)勤務というのは、本人にとっては過酷そのものであり、精神をむしばまれても仕方のない状況で、志をまげず、まっすぐな姿勢で、不器用だといわれようが貫き通す主人公恩地の信念は、学びも多く、勇気をもらった。

    何か目立った事を言えば、アカでなくともアカだというレッテルをはられ、職場での立場をも危ぶまれる時代に、おかしいモノはおかしいと真正面からぶつかっていく恩地の姿は侍を彷彿させた。

    今は随分おとなしい世の中になったのね。
    いや、水面下に潜りこんでしまっただけなのだろうか。

    実際の出来事がモデルと言われているだけに、とてもリアルで、企業内に巣食う人間の善も悪も事細かに描かれており、大なり小なり今でもこういった企業は存在するのだろうなぁと思わずにはいられなかった。

    人として、どうあるべきか、どのような生き様でありたいか、考えさせられる本。

    山崎豊子氏の作品は、本書が初めてだったが、このシリーズ以外も読みたくなった。

    人間って面白い。

  • 日航をモデルにしていろいろと物議をかもした小説、2009年に映画化もされた、・・・ぐらいの知識しかない状態で読み始めた。勝手に、正義感溢れる主人公に共感しまくるんだろうなあと思っていたんですが。

    いやあ、時代背景が違うせいか、とにかく、主人公に共感できなくてまいりました。なんで?辞めればいいじゃん、そんな会社。自分のエゴで家族を振り回すなよ、と。理解ある家族でよかったですね。私が妻なら、黙って従わないだろうなあ。

    主人公に共感できないながらも、山崎豊子氏の力強く冷徹な筆致にはぐいぐい引きこまれます。続きが読みたくて仕方がない。そんな思いで読み終えた、「沈まぬ太陽」第一巻アフリカ篇(上)。

  • いや、真面目な人が虐げられる企業はいつか滅びるのだなぁ~って思う。

  • ここ最近、司馬遼太郎&中国史小説という日中歴史小説ばかり読んでいる私。そのため、ややマンネリ感が出てきたところであり、読書のバランスを保つため読みだしたのが本書である。
    一言。面白い。2日の細切れ時間を利用して読めてしまったほどさくさく読めた。「白い巨塔」「不毛地帯」「華麗なる一族」など他の山崎豊子作品と比べても読み易い。
    舞台は日本航空を模した国民航空う、主人公は芯が強く志を曲げない社員:恩地元。エリート街道を進む中、労組委員長を引き受けてしまったことで運命が暗転していく。団体交渉、スト決行等、描かれた労組の対立は様々な駆け引きや心理戦が繰り広げられており、非常に臨場感があった。
    また、カラチ(パキスタン)での過酷な労働&生活環境は生々しく、とても私には耐えられそうにないと思った。ゴキブリやヤモリ、南京虫が住みつく部屋に居住するなどは生理的に無理であるし、現地の人との文化・意識の違いはとても埋められそうにない。私の勤務先は国内しか事業場がなく、海外赴任というと憧れてしまうのだが、隣国中国ですら何度かの訪問時に必ず体調を崩している虚弱な私に耐えられる訳がない。
    本巻ラストにおいて、テヘランへの辞令が下った恩地元の苦行はまだ序盤である。恩地を応援しながら、次巻を読み進めていこう。

  • 2011/5/30読了
    団交シーンでの熱い思い。
    今の組合にココまでの気概はないだろう。

    その後、始まる報復人事には同じ人事に携わる者として、会社のやり方に怒りを感じる。
    人事は社員の人生を左右すると改めて感じる事ができた。
    はたして、このような人事が実際にあった(ある)のだろうか?

    その後の展開に次巻以降が楽しみ。

  • 事実を元に小説として構成された作品。モデルは日本航空、ジャンボ機墜落の事故をクライマックスとして、その前後の会社組織、そこに働く人達の腐敗ぶりが書かれてます。


    どこまでが事実で、どこがフィクションか分かっていませんが、なかなか衝撃的。ここまでいっても一企業として存続できるとは…と恐ろしく感じます。そら、経営破綻するわ。


    ただよく読むと汚職に手をそめる人達も、最初からクロなのではなくて、そうでなければ世渡りできない環境で、一度でも一線を越えたがために心理的にも社会的立場としても戻ってこれないような世界なんだと感じました。
    このような泥沼の世界にははまりたくないです。


    もう1つの観点は、そんな中でも信念に基づいて行動しつづける芯の強い人達もいるということ。イジメという次元を越えるほどの仕打ちを受けながらも、屈することなく逃げることなくありつづける姿は、本当にこんな人が存在するの?と感じるくらい。

    家族を悲しませてまで、自分が発狂しそうになるまで、なぜそこまで逃げずにいられるのか?作中では想いを同じくする同志が少しでもいるからと書かれているけど、ちょっと実際には考えられんなぁと思ってしまう。
    自分の意志が弱いのか、ただ薄情なだけなのか…。


    人の心理を考える1つの側面としても、参考になる作品だと思います。できれば社会に出る前の学生時代に読みたかった。

  • JALはまじたいがいにするべきだった

  • 古き昭和の時代の企業はこんなだったのだろうとリアルに感じられます。3巻の日航機事故の部分は作者の思いがこもっており、若干異質です。恩地君はちょっとまっすぐすぎかな。

  • 山崎豊子さんの本はどれも長いからつい積読しちゃうんだよね。。。

    でも、面白い!
    友達から借りてて、主人公と同じ気持ちになってブルーになるなら読むのやめなさいっていわれていたけど。。。

    恩地さんの生き方が本当に自分に励みになるっていうか。。
    この状態じゃちがうけど、僻地に行かされるのうらやましいなって思ってしまった。

    今のJALもこんな感じだから沈んじゃったんじゃないのーってすごく思った。
    アフリカ下編楽しみ!

  • 1〜5までのレビューを分けずにここに書かせていただきます。

    政治と金と会社が密接に関わっている半官半民の国民航空(NAL)の1980年代ののお話です。

    主人公は1〜5巻通して恩地元。
    1、2巻はひたすらの正義感の強さから組合長を押し付けられ、そのおかげでアカ(共産主義者)のレッテルを貼られカラチ-テヘラン-ナイロビという僻地を規定違反でたらい廻しにされる様子とNALの腐敗と理不尽さを語っていく。

    3巻はかの有名な日航機123便墜落事故を元にした話。
    遺族の話がオムニバスの様に語られていく。
    恩地は遺族担当係となり、遺族の心境を綴っていく。

    4、5巻は墜落事故で失墜したNALの安全神話と信頼を回復すべく、総理指令で会長に任命された繊維業界の人的指導者といわれる国見が腐敗しきったNALを立て直すべく奔走する。
    だがNALの腐敗は会社だけでなく、日本の政治にも密着した問題だった。


    この話のすごい所は、フィクションとしながらも山崎豊子さんらしいものすごい量であろう取材から小説的に話をつくり出した所である。
    なので、当時を知る人が読めば現実世界とのリンクをかなり感じるでしょう。なんとなく雰囲気が似ている名前をつけているので、政治に疎い人でもなんとなく誰がモデルか分かるでしょう。
    ただ墜落事故の遺族や被害者は一部本人の了承を得て本名で出ています。
    フィクションといえどもこれにかなり近い事実があったのであろうと思うとものすごく辛かった。
    はっきり言って今まで読んだ小説の中で一番辛かった。
    読んでる間中辛かった。
    しかも5巻まであるので途中挫折しかけた。
    でも面白い。読み始めると止まらない面白さがある。

    「知らないという事が罪」という事はその事を知ってから気付くのだけど、この小説もそれを感じさせてくれた。
    是非多くの人にこの小説を読んでもらいたいと思った。

    御巣鷹山の事故はショッキングだし、一般的に興味をそそられやすい出来事だと思う。
    ので3巻だけ読む人も多いらしいけど、私は全巻読む事をおすすめしたい。

    この小説は映画化されたのだけどこの映画が公開される時、NALのモデルとなったであろうJALは「この映画を見ないで下さい」と社内にお触れを出したらしい。
    こんな事をいうなんて「まだ会社の体質全然変わってませんよー」と言ってるようなもんじゃない。
    内部がぐちゃぐちゃだ、というのはここ数年JALに勤めている人本人から聞いていけど、こんな会社じゃしょうがない。

    遂に最近会社再生法を適用され、破綻した元ナショナルフラッグのJAL。大鉈を振られ少しは再生される事を祈ります。

  • 「沈まぬ太陽」は全5巻。以下、軽く内容を紹介しますが、ネタバレになることはないでしょう。

    国民航空労働組合委員長の恩地が賃上げと格差是正を訴え、勝利するも、流民のような扱いを受けるのが「アフリカ篇」2巻。

    「御巣鷹山篇」はむしろ、全体からは異色なタッチ。遺族や生存者の方は実名であり、ほぼノンフィクションタッチで描かれます。主人公、恩地は遺族係として、語り部のような役割を果たします。

    「会長室篇」は、航空機事故後の国民航空の再生が描かれます。繊維会社会長が首相の肝いりで国民航空の会長に就任。労務対策のひとつとして、過去最大の労組の委員長をまとめた恩地の手腕が買われ、会長室に招かれるという話。

    「沈まぬ太陽」は小説という形を取りながらも、「御巣鷹山篇」で分かるように、丹念な取材の上、構成されており、ジャーナリズムがこれまで切り込まなかったところに果敢にメスを入れています。主人公、恩地をはじめ登場人物の多くにはモデルがあり、かなりきわきわのところまで描いていることが分かります。

    「御巣鷹山篇」はノンフィクションの手法で、JALを告発しながらも、全体としては架空の話として、逃げ道を作り、巧みに裁判沙汰を避けている。山崎作品の特徴はモデル小説ですが、その技法の極みが「沈まぬ太陽」にはあるように思えます。

    それは山崎さん自身が新聞記者出身というところが大きいのでしょう。

    今日、映画化が実現したのは、モデルとされた政治家が亡くなったり、権力の中枢から下りたということが大きいようです。モデルとされる人物は、ネットで調べていただければ、すぐに出てきますが、ある程度の年齢の方なら分かる大物ばかりです。

    最初に読んだのは10年前。当時は「御巣鷹山篇」が印象に残ったのですが、今回の再読で、2巻に及ぶ「アフリカ篇」にこそ、山崎豊子が書きたかった部分があったのではないかと思うようになりました。

    現に当時の山崎さんのインタビュー記事(一読の価値あり)を読むと、アフリカで恩地のモデル、小倉寛太郎氏(故人)との出会いが執筆のきっかけになっていたことが分かります。

    恩地は会社のために、仲間のために会社と対峙したわけですが、その結果、アカのレッテルを貼られ、カラチ、テヘラン、ケニアに10年近く左遷されます。小説では恩地は2度、ケニアに飛ばされるのですが、実際の小倉氏は3回、ケニア駐在を命じられるというのも、すごい話です。

    「沈まぬ太陽」でよく批判される点は、モデルの小倉氏は御巣鷹山の事故には関わっていないということなのですが、そこに、批判の意味はないと思います。

    また、同小説は労働組合のあり方、意味を正面から描いた数少ない小説ともいえます。

    労働組合に携わる方にはぜひ読んでいただきたいのですが、労使うんぬんを越えて、人間の生き方を示した普遍的な小説です。

  • 最初のアフリカ編は辛く、読めば読むほど、
    僻地に飛ばされていることに、辛く、毎晩
    「早く日本に戻して・・・」と山崎豊子に訴え、
    日本に戻っても、やっぱり現実は甘くなかったです。
    事故のことは、色々な小説とかになっていますが、
    この内容は、知らなくてはいけないことだと思う。
    そして、忘れてはいけないとおもいます。

全514件中 1 - 25件を表示

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)に関連するまとめ

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)の作品紹介

広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命-。人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける。

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)はこんな本です

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)の単行本

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)のKindle版

ツイートする