木 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101116075

感想・レビュー・書評

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  • ただただ感動。

  • 幸田露伴の娘さん。この本今行方不明。。。どこいったんやろう?

  • 日本語が綺麗。自分にはどうやっても手に入らない、育ちの良さが表れる文章。

  • 予想外に幻想的。夢の中にいるような感覚に襲われる。

  • わたしはもともと絵を描くのが好きで、特に木を描くのが好きだった。
    写生に行きたくなった。
    いちばん心に留まったのはね、「一本だけ立っている木っていうのは、実はあまり木としてよくないからだ」っていう話。実用に向かないのできられずに、周りの仲間たちにおいてかれたっていうことなのですよ。なるほどね。

  • なぜ山に登るのか、なぜ旅をするのか。そう問われても即答することが出来ないが、木を見に行く、のがひとつの答えである。まだ未熟者なので、木に会うことはできないが。

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著者プロフィール

1904年東京向島生まれ。文豪幸田露伴の次女。女子学院卒。’28年結婚。10年間の結婚生活の後、娘玉を連れて離婚、幸田家に戻る。’47年父との思い出の記「雑記」「終焉」「葬送の記」を執筆。’56年『黒い裾』で読売文学賞、’57年『流れる』で日本藝術院賞、新潮社文学賞を受賞。他の作品に『おとうと』『闘』(女流文学賞)、没後刊行された『崩れ』『木』『台所のおと』(本書)『きもの』『季節のかたみ』等多数。1990年、86歳で逝去。


「2021年 『台所のおと 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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