死海のほとり (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101123189

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  •  イエスの足跡を辿っていく男の小説。

  • どんなに頑張っても、どうにもならない人生があることを知った一冊。
    著者渾身の一冊。

  • 遠藤周作三冊目

  • イエスは奇跡を起こさない。著者のこういう視点は確たる信仰心を持たない物にも理解しやすい。
    親鸞にもそんなところがなかったっけ。

  • キリスト教に興味を持った日本人なら避けて通っちゃいけないだろうと買ってみた本。奥深い…

  • 「私のイエス」獲得まで。遠藤作品の中で、なぜかひかれてやまない作品である。同伴者イエスとは。

  • イエスが布教し処刑されるまでの過程と、キリストの痕跡を求めてイスラエルを旅行する「私」、そして強制収容所で殺されたユダヤ人「ネズミ」の人生が3重に描かれた作品。短編「札の辻」が更に深化されています。(ロードムービー的に読むのも面白いかも)

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著者プロフィール

1923年東京に生まれる。母・郁は音楽家。12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒。50~53年戦後最初のフランスへの留学生となる。55年「白い人」で芥川賞を、58年『海と毒薬』で毎日出版文化賞を、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞受賞。『沈黙』は、海外翻訳も多数。79年『キリストの誕生』で読売文学賞を、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。著書多数。


「2016年 『『沈黙』をめぐる短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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