どくとるマンボウ航海記 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.64
  • (104)
  • (165)
  • (208)
  • (24)
  • (11)
本棚登録 : 1901
感想 : 160
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101131030

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 爽やかな旅気分が味わえた。船の長旅なんてしたことがないから、とても新鮮。

  • 「読書会」 課題図書
    半世紀ぶりに再読
    初めて読んだ若い頃、すっかり北杜夫のファンになって
    たくさんの著書を読んだ

    あの目新しかったユーモア、珍しかった海外の様子
    それも懐かしかったが、海の描写が美しいのに感嘆
    やはりすごい作家だなあ

    でもやはりというか「昭和の男性」
    女性感は鼻についた

    自分が選ばない本を読む楽しみ
    「読書会」これからも参加したい

    ≪ 青春の 奔放な旅 もう一度 ≫

  • 2023.07.31(月)晴

  • とにかく眠かった。

  • 著者が船医として世界中を航海した様子をユーモラスに書いたエッセイ。
    戦後の日本人の気質や時代背景が分かって面白い。今となっては差別になっている用語や表現もあり、本の中に当時の風がそのまま吹いている感じ。
    思った以上に口が悪くて笑えた。

  • くそつまらん。

  • タイトルは知っていたけど読んでなかった本。

    知らないところに旅したい気持ちはいつもあるけど、実行に移すまではなかなか。

    そんな私にとって、読みながらあちこち旅してる気持ちになれ、スキマ時間や疲れているときに少しずつ読んで楽しめました。


  • 『火宅の人』を彷彿とさせるユーモア溢れる饒舌体の航海記。
    所々個人的には滑っていると感じてしまうのと、著者得意の抒情が欲しいところだった。
    締めくくり方は素晴らしかった。

  • ここ2ヶ月ほど北杜夫に興味を持っていて、3作目に読んだ。
    持って回ったような諧謔的な表現は内田百閒の随筆などを連想させる。旅行記としても十分おもしろい。ただ、どちらかと言うと「どくとるマンボウ青春記」の方が面白かった。

  • いいなー! と思わせ、頭に絵が浮かぶ優しい文章。何となくのんびりしたい時に適当なページから読んでも楽しめます。

全160件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

北杜夫
一九二七(昭和二)年、東京生まれ。父は歌人・斎藤茂吉。五二年、東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。六〇年、『どくとるマンボウ航海記』が大ベストセラーとなりシリーズ化。同年『夜と霧の隅で』で第四三回芥川賞受賞。その他の著書に『幽霊』『楡家の人びと』『輝ける碧き空の下で』『さびしい王様』『青年茂吉』など多数。『北杜夫全集』全一五巻がある。二〇一一(平成二三)年没。

「2023年 『どくとるマンボウ航海記 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北杜夫の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三島由紀夫
ヘミングウェイ
三島由紀夫
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×