硫黄島に死す (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101133164

感想・レビュー・書評

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  • バロン西という人物が興味深い。
    日本人らしからぬ振る舞い。
    しかし、日本人として死す。
    その心境はどういったものなのだろう。
    今現在の日本人に語ってもらいたい。

    基地はるかなり
    草原の敵
    青春の記念の土地
    軍艦旗はためく丘に 淡路島 彰忠碑
    着陸復航せよ
    断崖

  • 戦時中の兵隊とそれを取り巻く環境

  • ロサンゼルス五輪の馬術で金メダルを獲得しながらも硫黄島で死ななければならなかった西中佐の話。などの短編。

著者プロフィール

1927年、名古屋市生まれ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎える。57年『輸出』で文學界新人賞、59年『総会屋錦城』で直木賞を受賞。日本における経済小説の先駆者といわれる。『落日燃ゆ』『官僚たちの夏』『小説日本銀行』など著書多数。2007年永眠。

「2021年 『辛酸 田中正造と足尾鉱毒事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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