- Amazon.co.jp ・本 (550ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101134178
感想・レビュー・書評
-
周五郎では一番好き。
オープニングで出てくるお侍さんはいずこにかあらんwww詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
実直な男の人生。
こういう書き方が受けると思って書いてた山本周五郎はすごいわ。。。
今こんな風に書ける人はいないとおもう。
あの壊れた橋をみた時から
彼は八歳ではなかった。
続きが気になる。 -
下級武士に生まれた主人公が、少年の時に人間として目覚めて、成長していく。読売新聞ゴローさん紹介の本。ドンドンと引き込まれます。サラリーマン必読書。
-
読売新聞のゴローさん推薦本で読んで良かった
-
再読了。
2011.4.7 -
全2巻。
身分の低い家の子が
家老までのぼり上がるサクセスストーリー。
や。
よかった。
サクセスストーリーと言っても、
キラキラした華やかさはない。
静かな佇まいの主人公が、
人知れず苦しみながら
一歩一歩のぼっていく様を、
著者らしい淡々とした調子で描写している。
そう。
静かで淡々としてるの。
なのにいつのまにか引き込まれ、
夢中になり、ドキドキする。
結構長いけど一気読み。
さすがという他ない。
樅ノ木は残ったと似たような雰囲気だけど、
悲壮的ではなく、
静かに、しみじみ染みてくる人生観と、
爽やかな読了感。
とりあえず、見えてる坂をのぼってみようと思った。 -
読むのに随分と時間がかかってしまった。
幼いときから達観した主人公が今後どうなっていくか気になる。
つるがいいキャラクターだと思った。鼻持ちならない部分も多いけれど今後変わっていく気がする。
強い信念で下の身分から這い上がる主人公とサラブレッドで英才教育を受けたにも拘わらず落ちぶれていく兵部の対比が面白い。