橋のない川(七) (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101137124

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  • 表紙裏
    水平社結成から2年、秀昭や和一は全国に広がった運動の中心となって奔走している。小森の人々の意識も、根底から変わりつつあった。刈り入れ前の稲を差し押さえようとする地主に対抗し、孝二ら青年たちは夜の稲刈りを決行する。一方、運動に対する理不尽な弾圧は強まっていく。皇太子狙撃事件の顛末を息をつめて見守る、孝二たちの憤りと憂いは尽きない。20年ぶりに書き下ろされた待望の続編。

  • 4101137129 378p 1994・8・1

  • 明治になって階級がなくなっても、周囲からエッタと差別を受けながらたくましく成長して行く兄弟の生き様をえがいてるが、話の途中で終わった感がある。

  • 2011/05/09:借り本。

  • これからどういう風に展開していくのか本当に楽しみであるのですが、それも叶わぬ夢です。漱石の『明暗』が水村美苗の『続 明暗』で続編が創作されたように『続 橋のない川』を誰かが創作することを夢見る。

  • 明治から大正、そして昭和2年まできましたが、残念ながら未完です。どんな完結になったのでしょうか。
    主要なメンバーは(孝二の家族)が亡くならないまま、未完になったので安堵感を感じますが。

    個人的には、孝二のひ孫ぐらいの世代ぐらいまで描いて欲しかった(昭和後半ぐらい?)と思います。

  • 橋のない川 1.2 参照

  • 最終巻。まだまだ「その後」が気になるところもあるのですが、作者が亡くなられた為これで最後です。ただそれがすごく心残りかと言うとそうでもなく、ずっと登場人物は生きていくわけですし、歴史は続いていくわけですから、「終わらない」小説なんだと思います。登場人物の息づかいが聞こてくるような、そんな本でした。

  • 〈1〉参照

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