うさぎのミミリー (新潮文庫 し 8-5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101139050

感想・レビュー・書評

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  • 「貝がらと海の音」から続く一連のこのエッセイも、フーちゃんが中学生になっていたりして時の流れの速さに驚く。
    当初に比べて新鮮味はなくなってきたけれど、相変わらず幸せで平和な空気が漂う。
    ミミリーって名前、かわいいな。
    巻末の江國さんとの対談もいい。

  • 繰り返される毎日が、安心感を与えてくれる。大きな変化も驚くべき事件もここには出てこない。行きつけのお店、いつものメニュー、それが心地よい。

著者プロフィール

(しょうの・じゅんぞう)
1921年(大正10)大阪府生まれ。九州大学東洋史学科卒業。1955年(昭和30)『プールサイド小景』により芥川賞受賞。61年(昭和36)『静物』により新潮社文学賞受賞。65年(昭和40)『夕べの雲』により読売文学賞受賞。日本芸術院会員。2009年歿。

「2022年 『小沼丹 小さな手袋/珈琲挽き【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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