- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101157405
感想・レビュー・書評
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池波作品は、安定して良いですね。剣客商売は、特に好きな作品です。長編なのも良かったですね。
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十巻にして長編。それとは気付かずに読んだのは、本棚から出すやいなやブックカバーをかけてしまうので、表装裏のあらすじを読まないからだが、こんな展開も初読みならではで面白い。一章「除夜の客」から二章に移る時に、これは二話完結なのだなと軽く思ったものだが、物語は徳川宗家を巡る陰謀に、剣客商売フルキャストで大治郎の無実を晴らすべく立ち働く様は感動的だ。初登場・菓子屋の芳次郎が愉快なキャラなだけに、今後の活躍が期待される。
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11/25〜12/1
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このシリーズを読み始めて 初めての長編。
やはり 私は長編のほうが落ち着いて読むことができる。
秋山大治郎と名乗るものが 人を惨殺する。
しかし、それは 小兵衛の息子 大治郎ではなく
ニセモノ大治郎だ。
なぜ?
大治郎に対して 恨みがあるものか
それとも 小兵衛に対して 恨みがあるものか。
松平越中守定信と田沼意次との確執を巧妙に
利用しようとする 人物がいた。
一橋治済が フィクサーなのだ。
松平越中守定信の激情で直情型。
田沼意次の私情を挟まない公平な姿勢。
それが 際立ちながら・・・物語は進む。
今回は 傘屋の徳次郎の自分の勘に愚鈍なほど忠実さが
なんともいえないほど 素敵だった。
戸羽平九郎の 悪そろしいまでの必殺技。
杉原秀の 謙虚な姿勢。
ごぼう 松の 精を吸いつくす魅力
歩をわきまえた しっかりした人たち。
いい作品だ。 -
剣客商売初の長編。 学生の頃に読んでいれば、歴史がもっと好きになっていたかも。田沼意次の印象が変わった。
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剣客商売のシリーズ10。
初めての長編物。
登場人物勢揃い、しかも政が絡んでの筋書きでかなりおもしろい。
小兵衛がなぜおはるを嫁にしたのか、なんだかわかる気がする。
若いけどしっかりした、できた嫁だと思う。
見習いたいなぁ(*^^*) -
長編はどっぷりハマれて嬉しい。
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ひたすら面白い
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除夜の客
寒頭巾
善光寺・境内
頭巾が襲う
名残りの雪
一橋控屋敷
老の鶯 -
剣客商売シリーズ初の長編。
長編なので、読み応えがあります。
おもしろい〜〜