- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101174136
感想・レビュー・書評
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随分前に読んだ本が
新しい活字
それも大きな活字となって
改訂版がでてくるのは
なんとも 嬉しい
何十年も前に
読んだはずですが
…
やはり わくわくしながら
読み進められるのも
また 嬉しい
「隆慶一郎さんの描く
男は実に凛々しくて
なんとも かっこいい」
と友人が
語っていた言葉を
今さらながら
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著者は東大出身でフランス文学の教授もしていたという経歴。大岡昇平も同じようなキャリア。大賀昇平は小林秀雄の友人でもあった、(中原中也とも)。筆者は小林秀雄の弟子でもあった。フランス文学の研究者が時代劇を書くというのも面白い。研究者だけあって時代考証や時代の背景にあるものなどよく調べてると思う。ある個所はかなりのボリュームで歴史背景や言い伝え、民話について記述されてて、歴史書かと思わせる。単なる時代劇ではなくとっても興味深く読める作品。吉原三部作の二作目。
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シリーズが未完に終わってしまったのが、とても惜しい。
敵役も活き活きとして魅力的。
その後、どんな剣が生まれるのか、妄想せずにいられない。 -
『吉原御免状』の続編。前作もそれなりに面白かったが、今作の方が私的には断然面白かった。著者の急逝がなければ、4部作の構想だったとか、、、(解説より)。う~、心底残念。
とにかく出てくる登場人物が男女関係なく皆、格好イイ。誠一郎はもちろんだけど、あれほど憎き相手の義仙も最後の潔い姿は格好良く感じた。そして幻斎。最後の又右衛門との闘いは圧巻の一言に尽きる。凄い場面を読ませていただきました。 -
「吉原御免状」の続編。
やっぱ主人公 誠一郎がカッコイイ。強い。惚れます。
ちなみにこの本を始めて読んだのは高校生の時。
あまりにも生々しいエロシーンは、高校生には
刺激が強すぎた・・・!!! -
前作、“吉原御免状”の続編。主人公、松永誠一郎、その妻おしゃぶ、とうとう登場人物が魅力的、敵役の柳生義仙もね。四部作の構想だったそうで、それが作者の急逝のため読めないのがすごく残念。
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2010/09完讀
《吉原御免狀》的續集。解說裡提到,據說隆慶一郎原本預定要寫四集的,第三卷的舞台預定在上野寬永寺。沒有眼福讀到實在好可惜阿!
誠一郎成為吉原的惣名主,和おしゃぶ結為夫妻。然而斷臂的柳生義仙在家老酒井忠清的授意下捲土重來,要取誠一郎的性命,還對吉原發動私娼攻勢。神秘的「お舘様」也下山,他的真面目其實是劍豪荒木又右衛門!這一次,柳生新陰流的秘劍「無刀取り」將正式正面對決。
這本書實在很好看,但是唯有一個部分我看不懂。鉄砲州的茶立女お小夜(其實是裏柳生的人)和誠一郎的戀情是我很難理解的…
(532page) -
隆さんには、もっと長生きしてどんどん書いてもらいたかった。。。
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既読本。
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吉原御免状の続編