三十すぎのぼたん雪 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101175096

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。
    このくらいの年になってから読んだらどう思うのかな。
    文章に茶目っ気があっていきいき!どの登場人物のことも覚えてしまいそう。変なのではなくって、しっかり個性があるなあと思った。

  • まあまあ。

  • ほんとに30年前に書かれたものか?!と疑いたくなりました。
    「ハイ・ミス」の周囲の環境は変わってないということなのでしょう。
    いつの時代も女性の悩みは同じなのですね。

  • やっぱりちょっと時代を感じて、共感があんまりできなかった…

  • 30年前の「ハイ・ミス」は今でいう「お一人様」みたいなかんじかな?結婚しないって決めたわけじゃない、チャンスがあれば結婚したい。でも今は一人でいることを心地よく感じたり。ダメな男とずるずる関係を続けたり。

  • 10/09/10読了 何ともないようで妙にしっくりくるというか、読ませる感じの短編集。たまにはこんなのも。

  • こんな人生もありかな?

  • 数十年前に書かれたものとは思えないほど今の状況と変わっていない30過ぎの女性の心理とそれをとりまく環境
    確かに今は30を過ぎたからといって“オバさん”扱いはされなくなったけど肩身の狭さは変わらない
    王子さまを信じたりダメ男と分かっていて一緒にいたり既婚者にその事実を知らされていなかったり
    身に覚えのあることばかり
    坦々と流れる短編集

  • 30th May Sun 2010 本屋で見つけた

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著者プロフィール

1928年3月27日生まれ、大阪府大阪市出身。樟蔭女子専門学校(現・大阪樟蔭女子大)卒業。1957年、雑誌の懸賞に佳作入選した『花狩』で、デビュー。64年『感傷旅行』で「芥川賞」を受賞。以後、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』『ひねくれ一茶』『道頓堀の雨に別れて以来なり 川柳作家・岸本水府とその時代』『新源氏物語』等が受賞作となる。95年「紫綬褒章」、2000年「文化功労者」、08年「文化勲章」を受章する。19年、総胆管結石による胆管炎のため死去。91歳没。

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