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- Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101175256
感想・レビュー・書評
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与謝野晶子、円地文子、瀬戸内寂聴…色んな人の訳で源氏物語読破に挑戦してきたけど、たいがい脱落。
でも田辺聖子さんのなら読みきれるかもしれない。
これは物語を読んでいるというより、聖子さんに講義受けてる気分。
新・源氏物語の方が読み物としては面白い。
個人的には夕顔と朧月夜、紫の上が好きかな~。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
源氏物語講座を文庫化したもの。
耳触りのいい言葉で語られる物語は上品で、どんどん読み進めたくなる。
姫君は贅を尽くした絵巻を眺めつつ朗読の上手な女房の語りに耳を傾け陶然となってたんだろう光景を夢想して
物語とは「もの語り」なんだなぁと実感しました。
日本史専攻の割りに古文は斜め読みしかしなかったのでこういう判りやすい本でお茶を濁してますが、いつか読んでみたいですねー