- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101215228
感想・レビュー・書評
-
2021年11月9日読了。
・
8編の短編集。
『飛行機で眠るのは難しい』
『中国野菜の育て方』
『まぶた』
『お料理教室』
『匂いの収集』
『バックストローク』
『詩人の卵巣』
『リンデンバウム通りの双子』
『博士の愛した数式』で有名な小川洋子氏による短編集。
著者の作品は初めてだったが…
所謂、小川洋子ワールドと呼ばれるこの感性が自分には合わなかった…。
読後のモヤモヤを解消出来る程の、読解力と想像力の無さを痛感させられた。
・
しかし
『お料理教室』のカオス具合
『匂いの収集』の狂気さ
『リンデンバウム通りの双子』のなんだか心温まる感じは好き。
・
折を見て、再読したらまた何か感じ方が変わるのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
純文学の世界?世界観が出来上がりすぎてておもしろいかどうかわからなかった...
-
読友さんの感想を拝見し、小川洋子さんってこういう作風も書くのか?と気になり手に取ってみた。悪夢なのか?それとも現実なのか?そんな感覚を行き来する不思議で奇妙な話が連続する短編集である。フェチや執着心が狂気を誘い、かと思えば心温かくさせて独特の世界観を堪能した。妙な緊張感とモヤモヤ感を併せ持つこの幻想譚こそきっと小川ワールドなのだろう。
-
ちょっと奇妙な8つの短編集。
う~~~ん。
読み終わってズバリ感想を言うと。。。。
中途半端やな~。(苦笑)
なんか全てが全て中途半端でした。
え?これで終わっちゃうの?え?何が言いたかったの?
って感じ。
8つの短編は
『飛行機で眠るのは難しい』
『中国野菜の育て方』
『まぶた』
『お料理教室』
『匂いの収集』
『バックストローク』
『詩人の卵巣』
『リンデンバウム通りの双子』
です。
この中でまぁまぁ良かったのは『匂いの収集』かな?最後、お~~こわっ!って感じでちょっとゾッとした。
で、一番イケてなかったのは、表題にもある『まぶた』。
中学生の女の子がこんな大人の喋り方しないだろ~!!って思って、なんだかすっごい読みづらかった。で、あの終わり方。は?って感じ。
なんだかな~。
ま、こんな本もあっていいのかもね。 -
久々の小川洋子。少し気味悪い描写もあったけど、不思議と読後はすっきり。老人の登場人物が魅力的。
-
どの話も私にはあまり発見がなくてつまらなかった。
最近、何を読んでも面白くないのだけど、
たまたまとった本がダメだったのかしら・・・
やっぱり、たまには安い古本じゃないものを買わないとな… -
短編8つ。
どれも独特の雰囲気があるのだけれど、中途半端に終わっているような感じで好きになれなかった。 -
ふわふわとしていて掴みどころのない話。雰囲気を楽しむ文章だと思う。物語を欲している自分としては、少し物足りない。