ボクの音楽武者修行 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101228013

感想・レビュー・書評

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  • どこかのブックガイドから。1/3までは何とか読み進めたんだけど、この調子で続くならとても耐えられないと思い、投了。1つは、クラシックの素養に乏しく、筆者への思い入れが殆ど無い点。2つは、文筆家ではないのだから仕方ない、と言えばそれまでだけど、いかんせん文章が良くない。3つは、何といってもやはり、同時代を生きる成功者の伝記、みたいなのがどうしても好きになれない。将来、改めて手に取ることもないと思います。

  • (^.^)

  • 初読。小澤×村上、小澤×大江を読んだので、ちょっと手をのばしてみた。1961年、26歳の小澤さんによって書かれた。本人があとがきで述べているように文章がうまいとはいえず、「もうちょっとそこんところ詳しくお願いします」と言いたくなるところもある。(そこは音楽家なんだから仕方ない、本人も申し訳ないとおっしゃってるし。)が、全体的に奔放さと情熱が溢れて、楽しかった。ここからまだまだどんどん世界的に有名になり、大活躍していくのだと思うと、あらためて偉大な人だなあと痛感。

  • 「外国の音楽をやるためにはその音楽の生まれた土、そこに住んでいる人間、をじかに知りたい。」

    と考え短大卒業後に単身でヨーロッパに乗り込んだ小澤征爾さんの青年期の自伝。

    その後受けた数々の指揮者コンクールで優勝し、世界的に認められてゆく。


    NHKドキュメンタリーで彼が海外の学生に教えている映像を見たことがあるが、
    生徒の彼への尊敬の大きさが、何より彼自身が真剣さの中にも楽しんでいる姿見て取れた。
    この本にも彼のユーモアたっぷりの文体にそれがあらわれている。
    彼の臆することなき挑戦に勇気がもらえる本である。

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