中庭の出来事 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 3857
感想 : 322
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  • Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101234199

感想・レビュー・書評

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  • 一気に読んでしまったので未だにはてな?となる部分があります。すごく面白かったので次はゆっくりと整理しながら読みたいです…!

  • 読み終わって思ったこと。『えっっ、それで?!』
    ということは……全然わかってないってこと。
    登場人物を思い描いたり、情景は不思議の国みたいで面白かったけど、構成が難しすぎて2回は読めないなぁ…
    だって、部屋に積み上げられた黒いごみ袋の中身は謎のまま、なんて困るし。
    それは三谷幸喜の作品に出てくる、赤い洗面器を頭に乗せた人、みたいだよ。

  •  演劇の中の世界と、外の世界がめまぐるしく入り乱れるミステリ。

     一度読んだだけではなかなか理解できず、物語が中盤になってからもなにがなにやら正直わからずに読み進めていた。
     どの物語が劇の中なのか、現実に起こっていることなのか。こういう構成の物語はオチがあまり気持ち良くつかないことが多く感じられるが、最後の物語の終着点が個人的にはとてもすっきりしていて好み。

  • 恩田先生…あなたの頭の中はどうなってるんですか。凄いの一言。

  • 恩田陸って好き嫌い別れるのだろうか。交錯しすぎて「む?」と処理しきれなくなっても、文章と雰囲気が好きなのでどんどん読めちゃいます。「なんとなく」でも面白く。芝居がかった(芝居だけど)台詞もテンポいいなあと思う。

  • 難しくて、考えて考えて読みました。読了するのにすごく時間がかかっちゃった。
    どれが現実で、どれが舞台なのかわからない。
    頭が痛くなったりもしました。
    だから、最後の結末は・・・
    すっきりはしたし、とても素敵な終わり方だとは思うけど、
    悩みながら読んだ私は拍子抜けしてしまいました。
    よく言えば、恩田陸らしい作品、だと思います。

  • すごく想像力を必要としました。全部納得してスッキリさせたいとも思いつつ、文字をどんどん追いたい気持ちのほうが勝って、とにかく一気に読み切りました。読んでいる間はおもしろいと思いました。読んだ後は……どうしようかなぁ、もう一度読むべきかなぁ、と迷うところ。

  • 中庭での脚本家の謎の死。
    容疑は、パーティ会場で発表予定だった『告白』の主演女優候補三人に掛かるが…。

  • 先が気になって仕方がなくて、急いで読んじゃったので、混乱したまま。
    もう一回読んだら、すっきりするかなー(。-_-。)
    でも、好きな本だ!たぶん(笑)

    前回の反省を活かしてゆっくり読んだけど、わからず…
    でも、はまる。

    なんとなーく、わかってきたような…f^_^;)

  • んー。これは今までにない構成の本であったけど、好きになれなかった本でもあります~。

    劇中劇と劇中劇中劇と現実が入りこんでる作りになってるんだけど
    同じようなストーリーが繰り返される繰り返される。。。
    で、なかなか前に進まない。。。
    なんだか読んでてすっごい苦痛だったわ。
    早く読み終わらないかな~?って思いながら読んでた(苦笑)

    こういうのってどうなんだろ~。
    面白い出来ではあるけれど、面白い内容ではないよね~。
    こういう風に場面が展開されると、話に入り込めないんだよね~。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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