【旧版】深夜特急2 ー マレー半島・シンガポール (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.87
  • (785)
  • (860)
  • (1047)
  • (46)
  • (5)
本棚登録 : 7269
感想 : 501
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101235066

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 後半に高倉健さんとの対談があってうれしかったです!

  • 日本人にとっての「なのになぜ」がマレーシア人にとっての「だからこそ」になる。
    久々に読んだけど面白すぎるな・・・これ学生の時とかに読んでたら世界観変わってたんかなー

  • 勢いつけて読んだ第二巻。前の巻よりも好きだった。

    バターワースにいたヒゲのマネージャーの「ああヒモさんな」の一言から始まる描写がおもしろい。

    『人間喜劇』を読みたくなった。

    雨のせいで仕事をやめた沢木の独白に響くものあり。

    • 室園元さん
      つらいことが多くて読書に逃避している気がする。
      つらいことが多くて読書に逃避している気がする。
      2021/09/29
  • 沢木さんのように旅はできないが、人生では自由でありたい。出てこられることが保証されれば、どんなに苦痛に満ちたことでもあらゆることが面白くなる。

  • 香港にそこまで焦がれるのは初めに訪れた土地、初めて触れた異文化だったからなんかな。
    大層な動機があるわけでもないこの旅になぜか惹かれる。

  • マレー半島は香港と比べると刺激がないと書かれているが、全く飽きる事がない。精緻で生き生きとしたルポルタージュ。特に現地の食べ物が本当に美味しそうに描かれている。

  • 2020.1st
    再読。
    ☆×4

  • 読みたかったシンガポール編。相変わらずの波乱万丈さで、読みながらハラハラさせられる場面も多い。でも今回訪れた国々は、あまり作者の琴線に触れなかったらしく、ネガティブな印象が目立った。シンガポールも多分に漏れず、いまひとつお気に召さなかったよう。扱われる頁数も少なく、自分の旅行気分を盛り上げるためには全く役に立たなかった。確かに、ガイド本とか見てると作られた国家感が強いから、流しの旅にはあまり合わないのかも。

  • 第2巻では、タイ、マレーシア、シンガポールでの体験がつづられます。

    香港とマカオの熱気を体験した著者が次に向かったのは東南アジア。しかし著者は、そこに中国のような熱狂を見ようと空しい努力をつづけます。やがて、東南アジアの中に「中国」を求めようとすることの誤りに気づいた著者は、中国とはまた別の、強烈な熱気を帯びたインドへ向かうことを決意します。

    巻末には、俳優の高倉健との対談が収められています。

  • * この作品はそのほとんどを本人の体験談をベースにしてるんだろうけど。それにしてもマカオが忘れられないんだなw と思った巻だった。やっぱ最初が強烈すぎるとそこを基準に色々と引っ張られちゃうんのかな。
    * 物語そのものもそうだけど、作品の熱量というかスピード感も1巻にくらべるとゆっくりとダレた印象だった。とはいえ読みやすいから止まらないんだけど。そして3巻も読んじゃうんだろうけど。

全501件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

1947年東京生まれ。横浜国立大学卒業。73年『若き実力者たち』で、ルポライターとしてデビュー。79年『テロルの決算』で「大宅壮一ノンフィクション賞」、82年『一瞬の夏』で「新田次郎文学賞」、85年『バーボン・ストリート』で「講談社エッセイ賞」を受賞する。86年から刊行する『深夜特急』3部作では、93年に「JTB紀行文学賞」を受賞する。2000年、初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行し、06年『凍』で「講談社ノンフィクション賞」、14年『キャパの十字架』で「司馬遼太郎賞」、23年『天路の旅人』で「読売文学賞」を受賞する。

沢木耕太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×