- Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101268316
感想・レビュー・書評
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勝手に、島で伝染病が発生して大パニーック!って話を想像して読んでいたが(確かこの作者はそういう話を書いていなかったっけか)、全然違った。途中でなんか違うと気づいた。
むしろ、もっともっとどろどろした話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
通島に医師として赴任した一之瀬希世.住人に溶け込む努力をしているが,患者が突然死亡し妙な雰囲気を感じてくる.寝たきりの老人が少なく,ラジオ体操や特製ジュースを推奨し,製薬会社が健康造りの音頭を取っている.新聞記者をしている古い友人本宮春美から健康な島として取材根回しの依頼を受けるが,村役場は何故か後ろ向きなので,春美には断りの連絡をする.春美が連絡なしに島に来たことを知って調査をするが,崖から転落して死亡したようだ,ただ住民は何かを隠していると感じた希世は島の中で同士を見つけて活動する.不気味な事件が続発するが,希世は次第に核心に迫る.最終的に黒幕を突き止めるが,面白い展開が楽しめた.
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閉ざされた島での事件だ。郷土愛の強さで善悪が判断できなくなる怖い物語。
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ラストま読んでやっとサブタイトルと表紙の意味がわかる仕掛けなのね〜(*´∀`)
テンポよくかつスピーディーな展開するストーリーなので飽きる暇なく一気読み(笑)
田舎の閉塞感もよく出てるなと思いました。