- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101276335
感想・レビュー・書評
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大切な人には、やっぱりそばにいて欲しい。
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『編集者にとって一番大切な仕事は物語に寄り添うことだ。』
『人生最高の成果を取り上げられた彼の復讐心を宥めることは、火災現場にスポイトで水を注すかのようだった。すなわち不可能。』
『まさか、僕もか。思わずたじろぐ。すると「いや、君は遠慮する」と晴男のほうから却下された。』
パラレルパターンのが好きだ。。それを書き終えるやいなや、私の意識は眠りに落ちるように深みに落ちた。。 -
こういう、一つの物語が終わって、また同じ登場人物で違うパラレルワールドを読む、という本は初めてだった。私はスピンオフとかもあまり好まないので「本編だけが好き」という傾向があるが、今回はどちらも楽しめた。サクッとジワッと読める。
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触ったものに込められた想いが見える主人公の話
一つのあらすじから、別の人が膨らませた二つの物語を比べながら読めるのが面白かった。
普通、推し量る事しか出来ない他人の感情が、容易に分かってしまう事への葛藤につい感情移入してしまう。
有川さんの作品は温かくて読みやすいです -
パラレルの方が好きー。
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一気に読めちゃう爽やか系小説ですがところどころ深い台詞もあって有川浩通常運転でした。そういえばタイトルの由来があんまりピンときていません。なんなんだろう。
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「こんな歳になってもまだ、自分の人生の責任わ自分の親に転嫁してしまう」
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特殊な能力を持つ主人公とその愛する人の家族との物語。2つのストーリーがあって、最初の物語の方が個人的には好き。
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