- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101276915
作品紹介・あらすじ
恋愛に必勝法は存在する! デートへの正しい誘い方。投資理論から見たキスの適正価格。そして、男女それぞれの身体構造が恋愛に与える多大な影響――。人気授業「恋愛学入門」を担当する早稲田大学教授による白熱講義。恋愛市場のメカニズムをしっかり理解し、明日から使えるさまざまな戦術を手にすれば、あなたも、最高のパートナーをゲットできるはず。文庫版特別講義も収録。
感想・レビュー・書評
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なんで、こういう書名が成り立つのかというと、恋愛経験数の少ない段階、たとえば初恋の人なんかと結婚するなんて言語道断で、結婚の意思決定を開始してから、最高の女性をゲットできる確率は36.8%だそうで、だから結婚を決めるなら4人目以降から判断しろと、その前の3人は肥やしだと、そういうことを言っているらしい。その他、デートでおごる食事の額は7000円とか、デートは4週間に1回が理想とか、いろいろタメになることを教えてくれる。
ただね、こういう本にいちゃもんつけてもひがみっぽいだけかもしんないけど、これを鵜呑みにしてもバカを見るよ、きっと。恋愛はこんな無機質なもんじゃないから。こんなことして、最高と思しき結婚相手と結ばれても、幸せ感は薄そうな気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いわく付きの、森川友義さんの著書。
恋愛を生物学的に見るのはいいけど、経済学的に見たら絶対に失敗すると思う。ドライすぎて、読んでていやになる。
「性を問わず、日本人の中で浮気したいと思ったことがない人は存在しない(ほぼ全員が浮気を願望したことがある)と推定できる」って。データとしても怪しいし、どこまでもデータでしかない。
著者のまわりに「このひとは浮気しないだろうなあ」と思うひとっておらへんのかな。そんなわけないと思うけど。
人間的に五〇点の人間(これがもう破綻してるけど)があるひとから見たら百点に見えることもあるから、人間っておもしろいのになあって思う。