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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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わたしは微笑んでいる。耳には歌声が甦る。
──始めちょろちょろ、中ぱっぱ。赤子泣いても蓋取るな──
― 256ページ -
アミルスタン羊は『唇』が佳いとあります。
― 318ページ -
わたしの夢想に捧げられた、夢見る儚い羊たち。
― 317ページ
みんなの感想・レビュー・書評
けっこうエグかったw ヒネりの効いた短編を並べました的な構成。上流階級に対する退廃的なアンチテーゼかとも思いましたが、題材を身近なものにしないでサスペンスを、という趣向なのかな?という気がした。オチがけっこう好きな話が半分、あとの半分は微妙なところw
でも、テイストが全然違うであろう「氷菓」等のシリーズも読んでみたくなりました♪
バベルの会という、共通点をもった短編集。
独特な言葉で語られる物語。
後味悪いなぁ…。でも、それがいいところ。
このひと性格悪いんじゃないか、
と思いたくなる作者さんのひとり。
連作短編だと読みやすいし、
おもしろかったです。
最近読んだ中では、1番ブラックな短編集。
読みやすかったし、個人的には好きだけど…人には薦めれないなぁ(*´・∀・)
どろどろっとした薄暗い話を読みたい気分のときに見つけた本です。
どのお話でも、薄暗くて狂気を孕んでいて、そして普通とは違う純粋さを持つ少女たちが出てきます。
短編集なのでさくさくと読めますし、じわじわと伏線から見えてくる全貌とか、最後の1行がたまりません。薄々見えているので最後でどんでん返しがあるというわけではないですが、とても印象的で残酷であったり薄ら寒い魅力的な1文が待っているのです。
1つ目と3つ目のお話が、なんとなく被ってるかな、というところがちょっとだけ残念でした。でも、読み終わったらもう1度ラストを見据えてじっくり読み返したくなるお話です。
丁寧で上品な語り口で、背筋の寒くなるようなことを書き連ねていく様が見事!どんでん返しどころか、ラスト1行で読者の心を弄ぶ筆者の技量に感服。
個人的には、「北の館の罪人」の紫の手が好きだ。
最後の一行でどんでん返し(うろ覚え)のキャッチャーコピーに惹かれて購入。
米澤穂信の書く、こういうカタルシスたっぷりなミステリー好きです。
割と誰でもおすすめできるのでは??
意識してなんだろうけど文体がかなり独特。
結末はどれもこれもブラックでした。
ダメな人はダメかも。
面白くないわけじゃないけど、個人的には若干苦手な部類。
米澤穂信という作家を知ったのは"story seller"の短編から。そしてこの儚い羊達の祝宴のなかの2編はstory seller で読んでた話。どちらも自分の好きな雰囲気や文体で米澤穂信好きになったきっかけの話。この短編集には単品ではわからなかったある共通するテーマがおかれていて、それが短編1つ1つにずっしり感とグロテスクさとコミカルさをかもしてる。一冊の「本」として、素晴らしく美しい。
若い女性の一人称による連作短編集。
とは言っても、ストーリーに直接的な繋がり等はほとんどなく、「バベルの会」という大学の読書会が背景に登場にすることだけが、各話の共通点。
確かに、「最後にそう来るか!」と思わず感心してしまった話もあるが、ミステリー的な意外な真相等を期待すると、やや肩透かしの感も。
基本、ブラックな話なんで、間違っても読後感の爽やかな小説を期待してはダメで、ある意味読者を選ぶ作品。
面白かったけど、いかんせん短編集。物足りなさを感じた。
ラスト一行は、衝撃と言えるほどではなかった。
人間の心の黒さに恐怖しました。
全部で5つの事件が起こるのですが、どの事件も真相を知ってゾクリとしました。
人間って、恐ろしいですね……
最後の一行で思わず「おぉ~。」と言っちゃう様な、こういう作品大好きです!
上流階級のお嬢様が集う読書会「バベルの会」。
登場人物はすべて違うけど、
この「バベルの会」でゆる~く繋がった5つの短編集。
「Story Seller」 に収録されていた、
「玉野五十鈴の誉れ」も収録されていました。
良い機会なので再読してみましたが、やはり面白かった!
最後の一行の衝撃が一番大きいのが、これかも。
「身内に不幸がありまして」と「北の館の罪人」も良かったです。
米澤作品は作風が多岐にわたるなぁ・・・と感じていたのですが、
今回の解説ではそのことについて触れていて、
興味深く読むことが出来ました。
また、本書に登場する様々なミステリ作品を知っていれば、
もっと伏線を楽しむ事が出来るとも書かれていました。
「バベルの会」という共通項を持った5つの短編から成る作品。
丁寧な文体だからこその恐怖。
予想外の展開と、どんでん返しの繰り返し。
最後の一行に背筋が凍るあの感じは最高です。
特に好きなのは『北の館の罪人』という話ですね。
種明かしもすんで気を抜いていたところに投下された、あの最後の一文は今でも忘れられません…。
米澤氏の作品は初めてでしたが
最近読んだ中で一番に黒々と輝いています。
世界観、起承転結に伏線回収。短編小説の醍醐味をここまで余すこと無く使いきって
僕は間違いなく米澤氏の手のひらで転がされた読者の一人です
お嬢様学校にある読書サークルの「バベルの会」のメンバーにまつわる五つの話。
話の後味が全体的に悪くてどことなく綺麗。
読書好きの人は、より楽しめるかも。
新聞で広告を見て気になり、初めて買った米澤作品でした。共通の背景がある短編集で面白くて結末も意外。装丁とあらすじだけで選んで買ったけれど、かなり当たりで嬉しかったです。

資産家と仕える使用人たちにまつわるミステリー5編。
各話のラストは、背筋にスッと寒気が走る。
凄惨な物語が丁寧な言葉で訥々と語られるのがよけいに薄気味悪さを引き出すのかも。
表題になっている5話...





