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- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101291819
感想・レビュー・書評
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広田こうきは、右翼の頭山満と同郷で、関係が継続していたかもしれない。
吉田茂はイギリスで和平交渉をしたが、日本はどんどん戦争へ向かうので、英国政府は吉田の権威を疑念しした。その際吉田は、自分があるグループと志を同じくしている、ということを示唆していたが、それは十中八九、昭和天皇を中心とする新英派である。
「われわれは、どんな犠牲を払ってもこの島を守る。われわれは海岸で戦い、水際でも闘う。われわれは野で、街頭で、丘でも闘う。われわれは決して降伏しない。たおて、この島やその大部分が征服され飢えに苦しもうとも、わたしは降伏を信じない」これはチャーチルのことば。
★同じことを日本軍人が述べたら一億玉砕へとなるわけだが、これが国民性なのだろうか。
昭和天皇と木戸内大臣は、終戦直前に皇室資産を海外に送金し、隠匿?した。
昭和天皇は、明治大帝より受け継いできた海外領土を失ったことがつらい、と述べたことがある。
結局、開戦前の日本の和平派、穏健派は、海外経験もあり頭もよかったが、弱かった。それが問題。詳細をみるコメント0件をすべて表示