- Amazon.co.jp ・本 (481ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101305165
感想・レビュー・書評
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全2巻(上巻\700 下巻\780)
あたし、 「本能寺の変」が明智光秀個人の “怨恨”から引き起こされた事変だとは
思っていないの・・・だからこの本とても楽しく読めたの。
・・・でも言っていいかしら・・・読み終わって最初に感じたのは、中途半端に途中でほっぽり投げ出された感じだったわ。なんて言うの、投げっ放しジャーマン食らったって感じ・・・現実に食らったことはないんだけどね・・・
あっ、それは別にタイトルと違って『信長燃えてない』からじゃないわよ。だって、もともとこの本は、<さるやんごとなきお方>から「本能寺の変」を書き残してもらいたいといわれ依頼された<たわけの清麿>が書き残したもの、っていう設定でしょ、龍先生?<さるやんごとなきお方>って誰?「本能寺の変」が近づけば近づくほど<清麿>の存在が消えていき、最後はどこに行ってしまったのかしら・・・ま、まさか<清麿>燃ゆ?!
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天下統一を目指し、自らが神になろうとする信長に対し、朝廷の臣として対等に渡り合う関白・近衛前久がかっこよすぎ。
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オススメです。信長VS公家の視点から描かれているから新鮮で面白い。
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信長もそうだけど、仁科盛信に対する細やかで慈愛溢れる描き方に激しく涙した。