- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101309729
感想・レビュー・書評
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全体的にさらりとしていて、読みやすかったです。
主人公の花音ちゃんと海晴の運命的な出会いから13年間が描かれていますが、内容的には出会ってから1年間?の話がメインです。
タイトルがカタカナである理由が、物語の中で分かり、納得するとともに、小手鞠るいさんの書く文章は綺麗だな〜!と思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エンキョリレンアイ…通信手段のメインはメール。届いているかいないかで一喜一憂。同じメールを読み返しても、前向きである時には素直に喜べ、気持ちが落ち込んでいる時には突き放されたかのような疎外感を覚え疑心暗鬼にとらわれる。嫉妬、猜疑心、不信感、自己嫌悪。逆に、ちょっとした一言に元気をもらったり、勇気づけられたり、日常のちょっとした事に幸せを感じる事ができたり…。離れていても心は繋がっている。ベタな恋愛小説かもしれないけど、いい歳して泣いちゃいました。あ〜涙腺緩みきってるなぁ。
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──驚いた!こんなことって、あるのね?
文庫本230p程
サッと読める
小手鞠るいさんの文章はとても読み易くて好き
──驚いた!こんなことって、あるのね? な恋愛小説(*^^*) -
以前から小手鞠るい作品の大ファン。なのに、何故か今まで読み落としていた。
出逢った次の日からアメリカと日本という遠距離に身を置かなければならなくなった二人が織りなす切ない恋愛物語。
些細なことからすれ違い、別れを経験し、それでも13年間の時を越えて穏やかなハッピーエンドの予感。
若い女性向けだとは思うけれど、50代でも充分入り込むことが出来た。
永田萌さんの解説で「これは長編の抒情詩だ」と書いてあったが、まさにその通りだと思う。
美しいセンテンスやワードのチョイス、比喩が特に素敵。
行ったこともないマンハッタンやハドソン河の様子が頭に浮かび容易に想像できてしまう。
さて、「エンキョリレンアイ」「サンカクカンケイ」「レンアイケッコン」の3部作すべてがすでに私の手元には揃っているが、続けて読みたいところをグッと堪えて、違う作者の本を読みワンクッション置きたいと思っている。
何となく勿体なくて余韻を楽しみたいから。(笑) -
ラストはなかなかあっさりでしたが、読書苦手な私でもさらさらと読めました。
イノウエがポジティブで、その言葉にグッとくることが多かったです。 -
1時間ほどで読了。
運命の恋、驚きの結末というあらすじに惹かれ、読んでみました。
話のストーリーはなかなかの私好みでしたが、結末があっさりしていて、少し物足りない感じがしました。花音と海晴のその後のストーリーもぜひ読みたいですね。 -
2014.5.4