シシリエンヌ (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101310725

感想・レビュー・書評

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  • 性描写がものすごく多いので、電車で読み始めて後悔。別に嫌いではないのでちゃんと読みますが。
    僕と貴方の行為に関する描写と、ブルーフィルムを撮る時の男優が使う単語が違う(具体例を出したいような気がするけどいいのか、やめよう)のが、たぶん、野ばらストライクゾーンにより受け入れられるようになんだろうなって、邪推。
    「下品な男優の言葉ではエロスは刺激されないけれど、僕と貴方の行為は本当に官能的で甘美な興奮を覚えましたわ。」
    みたいな感想になっていくのではないでしょうか。狙いとしては。
    最後の主人公の生きていく方向にはすごく共感した。

  • アンバランスは美しい(*´`)

  • ただのエログロにしか受け取れないとしたら、それはあわれだ。
    最も、まともに読めたことがないのだけど。

  • 耽美で醜悪で哀しいエロスに浸るならこれしかないと思う。

  • ファッションに関する描写が多すぎて、
    ちょっとうっとおしくなってくる。
    ここまであれこれブランド名まで出す必要が、
    果たしてあるのか?
    作者の自己満足に過ぎないのでは。

    あまりファッションに興味がない人、
    詳しくない人には苦痛かも。

    登場人物も内容もかなり強烈なので、
    好き嫌いがはっきり分かれそう。

    でも、
    エログロだし相当歪んでるけど、
    純愛小説、かも。

    ☆☆☆ ホシ3つ

  • セカチューとは別の(あるいは逆の)意味で「純愛」。

  • 2008/09/11

  • どこかで見た事がある様な、主人公と相手の関係性。あまりに夢物語過ぎて、私は途中で白けてしまいました。

著者プロフィール

文 嶽本 野ばら
京都府宇治市出身。作家。
1998 年エッセイ集『それいぬ̶ 正しい乙女になるために』(国書刊行会)を上梓。
2000 年『ミシン』(小学館)で小説家デビュー。
2003 年発表の『下妻物語』が翌年、中島哲也監督で映画化され世界的にヒット。
『エミリー』(集英社)『ロリヰタ。』(新潮社)は三島由紀夫賞候補作。
他の作品に『鱗姫』、『ハピネス』(共に小学館)、『十四歳の遠距離恋愛』(集英社)
『純潔』(新潮社)など。『吉屋信子乙女小説コレクション』(国書刊行会)の監修、
高橋真琴と共書絵本『うろこひめ』(主婦と生活社)を出版するなど少女小説、お姫様をテーマとした作品も多数。

「2021年 『お姫様と名建築』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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