苦役列車 (新潮文庫)

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感想 : 450
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101312842

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいてもどうということのない小説だった。 私小説ということで自分自身の経験したことを書いている。 それだけだった。

  • 予想より、暗い印象でした(泣)

  • 芥川賞受賞作。主人公「貫多」の短編2作を収録。ひどい。面白くない。

  • 暗すぎ。
    芥川賞作品は暗い前提なんすか。

    途中で出てきた友人のシーンくらいかなぁ、救いは。
    あんま覚えていいないけど覚書で

  • テレビでこの本の紹介をみて、すごく読みたかった。
    文庫になってやっと読めると思って、すごく期待していたのに。

    すごく残念だった。
    書き方は、古風で近代文学みたい。
    でも、表現がキレイじゃない。
    内容も好きじゃない。
    どこまでも自分本位で。

    日本近代文学の文章のキレイさ
    内容の濃さを知っている私にはすごく残念だった。

  • 第144回芥川賞受賞作。
    森山未來、高良健吾、前田敦子出演で映画化されること、文庫化されたこと、そして文庫版の巻末の解説を芥川賞選考委員であったアノ石原慎太郎が書いていることもあって読んでみた。
    短い小説なので、あっという間に読了したものの、内容は・・・。
    確かに文学的な記述で如何にもという感じなのだが、話の内容的には劣等感の塊みたいな少年の抑揚の無い無為な日々を描いているだけ。
    何が良くて賞を取ったのだろうかが分からなかった。
    自分には文学的センスが無いってことだな。
    しかし、この原作をそのまま映画化したら、全然面白くなさそう。
    どうやって映画化することやら。

著者プロフィール

西村賢太(1967・7・12~2022・2・5)
小説家。東京都江戸川区生まれ。中卒。『暗渠の宿』で野間新人文芸賞、『苦役列車』で芥川賞を受賞。著書に『どうで死ぬ身の一踊り』『二度はゆけぬ町の地図』『小銭をかぞえる』『随筆集一私小説書きの弁』『人もいない春』『寒灯・腐泥の果実』『西村賢太対話集』『随筆集一私小説書きの日乗』『棺に跨がる』『形影相弔・歪んだ忌日』『けがれなき酒のへど 西村賢太自選短篇集』『薄明鬼語 西村賢太対談集』『随筆集一私小説書きの独語』『やまいだれの歌』『下手に居丈高』『無銭横町』『夢魔去りぬ』『風来鬼語 西村賢太対談集3』『蠕動で渉れ、汚泥の川を』『芝公園六角堂跡』『夜更けの川に落葉は流れて』『藤澤清造追影』『小説集 羅針盤は壊れても』など。新潮文庫版『根津権現裏』『藤澤清造短篇集』角川文庫版『田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら他』を編集、校訂し解題を執筆。



「2022年 『根津権現前より 藤澤清造随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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