真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐A〉 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101322513

感想・レビュー・書評

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  • side-Bを読むと面白くなるのかな?

  • 悲しみを背負った男性のなんとか生活を進める話?

  • 必ずsideBも読んでください。

  • 映画「真夜中の五分前」を観て、というか、ほとんど寝てしまって見られなかったので、補完のために読書。

    一卵性双生児の姉妹がどこで入れ替わったか?真相はどちらなのか?というミステリーだと思ってたら、無機質な世界観の中で生きていた青年が愛した女性たちとの関わりの中で徐々に人生のいろどりに気付いていく再生の物語だった。

    期待していたミステリーとは違ったけど、下巻(side-B)で青年が世界のいろどりに気付いていく様子に引き込まれて、電車でひと駅乗り過ごしました。

  • 私としては小金井さんに、もっと活躍して欲しかった。よりによって長内課長が好きだなんて…
    一卵性の双子という設定もよくありがちな気がして、入り込めなかった。

  • なんだかこんなに冷めた感じの人はいやだなぁ・・・と。

  • ★評価は読了後に。
    設定がお伽噺的だから、締め方が一つのポイントになりそう。
    会社内人事を巡る妬みなど直接言葉に出すかは別として、こういうのはよくあるらしい。
    会社って嫌なところだが、それが人間が有する社会性の宿命なのかも。
    脱線気味のコメントですな。

  • 2012.6

  • 恋人の死からズレた5分から出会ったと双子の姉妹との出会い。

  •  恋人を交通事故で無くした主人公の物語。一言でいうと、こんな感じだろう。その主人公の自我を探検する物語ともいえる。

     上巻にあたる side-A では、新しい恋人によって自我を覗き込むことがでいるまでを描くのであるが、なんか単なる恋愛小説っぽいのが少し空々しく感じる。主人公がモテ過ぎるから乗り切れないんだろう。読み手の僻みだな。

     本作をミステリーと分類したのは、新しい恋人が謎だってこと。下巻で明らかになる、一卵性双生児のミステリーって意味。そこがメインストーリーになっているので仕方がないが、その謎って必要だったのかなぁ。

著者プロフィール

1971年東京都生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。1994年「眠りの海」で小説推理新人賞を受賞。‘99年、『MISSING』で単行本デビュー、「このミステリーがすごい! 2000年版」でトップ10入りするなど高く評価され、脚光を浴びる。以後、恋愛、青春小説を超えた新しい静謐なエンターテインメント作品を上梓、常に読者の圧倒的支持を得ている。その他の作品に『正義のミカタ』『MOMENT』『WILL』『魔術師の視線』『君の隣に』など。『dele』では原案と脚本を担当し、山田孝之と菅田将暉主演でドラマ化された。

「2021年 『チェーン・ポイズン <新装版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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