真夜中の五分前―five minutes to tomorrow〈side‐A〉 (新潮文庫)
- 新潮社 (2007年6月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101322513
感想・レビュー・書評
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side-Bを読むと面白くなるのかな?
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悲しみを背負った男性のなんとか生活を進める話?
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必ずsideBも読んでください。
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私としては小金井さんに、もっと活躍して欲しかった。よりによって長内課長が好きだなんて…
一卵性の双子という設定もよくありがちな気がして、入り込めなかった。 -
なんだかこんなに冷めた感じの人はいやだなぁ・・・と。
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★評価は読了後に。
設定がお伽噺的だから、締め方が一つのポイントになりそう。
会社内人事を巡る妬みなど直接言葉に出すかは別として、こういうのはよくあるらしい。
会社って嫌なところだが、それが人間が有する社会性の宿命なのかも。
脱線気味のコメントですな。 -
2012.6
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恋人の死からズレた5分から出会ったと双子の姉妹との出会い。
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恋人を交通事故で無くした主人公の物語。一言でいうと、こんな感じだろう。その主人公の自我を探検する物語ともいえる。
上巻にあたる side-A では、新しい恋人によって自我を覗き込むことがでいるまでを描くのであるが、なんか単なる恋愛小説っぽいのが少し空々しく感じる。主人公がモテ過ぎるから乗り切れないんだろう。読み手の僻みだな。
本作をミステリーと分類したのは、新しい恋人が謎だってこと。下巻で明らかになる、一卵性双生児のミステリーって意味。そこがメインストーリーになっているので仕方がないが、その謎って必要だったのかなぁ。