- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101333311
感想・レビュー・書評
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千葉・御宿とアカプルコは姉妹都市:1609に台風でメキシコ船が座礁317/376人が救出された。徳川幕府は三浦按心に西洋型帆船を造らせ生存者をメキシコに帰省させた。時は鎖国中であったが、これが”日本人の太平洋横断の最初”である。日墨友好の歴史がある/新潟=枝豆の種類が多い「娘に始まり娘に終わる:先に出回るのが”弥彦娘”、”茶豆”、”いうなよ(あまりにも美味しいので人に”言うなよ”から)”、”一人娘”」食べる時に薄皮を剥くとまた美味しい/牡蠣の養殖は紀元前ナポリから始まり、日本では広島が一番古い
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13/06/26、ブックオフで購入。
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これを読むと、居酒屋求めて旅したくなるなぁ…。
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『日本中の居酒屋を飲み歩くという志を、ひとたび立てたからには後には引けぬ―。』世の奥様方がこの決意を聞いたら眦を決しそうですが、行く先々で酒を飲み現地の人と語らす姿には羨ましささえ感じます。
少し前に吉田類さんとこの人の本を読んで以来、ずっとこの人の書く居酒屋の世界に魅了され続けております。居間でこそ僕はほぼまったくといっていいほど酒を飲まなくなりましたが、新宿の『ションベン横丁』や歌舞伎町で気の置けない人たちと日の高いころから飲み明かしていたことを読んでいていやおうなく思い出させてくれます。ここに掲載されている酒の肴の中では、タラの精巣を使った味噌汁がうまそうでしたね。
あれには独特のコクがあって、濃厚なうまみがするんですよ。この本の中で作者は行く先々で酒を飲んでは店で働いている人や地元の酒飲みたちと交流をしているんですよね。僕はそういうところを読んでいて、あぁ、こういうのってやっぱりいいよなぁって、つくづくそう思います。
これを書いている今現在は冬も真っ盛りなので、熱燗が恋しくなる今日このごろです。またいつ、僕が夜の酒場に出没できるかはまだわかりませんが、この本を読んでいると、居酒屋でまた酒が飲みたくなります。 -
何度でも読み返したくなりました〜!
ってか、読み返してますし。(笑) -
酒飲みにはたまらないエッセー。立志編、疾風編、望郷篇と併せて全国の居酒屋を巡る旅。
太田先生の酒、居酒屋に対する熱すぎる思いがなんともたまらなくいとおしい。
良い居酒屋に出会えば喜び、初めての居酒屋に緊張し、いやあなオヤジやいやあな客に閉口する。
それぞれ各地の郷土性が、居酒屋を通してあらわになる良書でもある。
ああ、現地のうまい魚や野菜で熱燗、冷酒、そんな楽しみをいつか満喫したいものだ。
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2008/8/22 Amazonにて購入
2008/9/28 〜10/5
太田氏は、昔椎名誠さんに凝っていた頃から名前は知っていたが、ちょっと前からテレビでの居酒屋めぐりの番組を見て良いなぁ、と思っていた人。東北芸工大の先生してるんだ、今。山形にいる頃は身近なところであった。さて、内容はとにかく、居酒屋へ行くためだけに全国を旅して、ひたすら土地の旨い酒と肴を喰らうというもの。ほんとに読んでいるとどの酒も肴も美味しそうで腹が減ってくるし、昼間っから酒を飲みたくなってしまう。最初は大阪、神戸で始まり、神戸で紹介されたお店は行ったことがなかったので、行って見ようと思って調べたら、森井本店は健在であったが、苫屋近安は残念ながら震災後に閉店してしまったようだ。森井本店には今度行ってみることにしよう。
この前の博多出張では、お気に入りのバーが見つかって二日間通った(本当に素晴らしい雰囲気のバーであった)。今度の出張でも可能な限り地元の人が通うようなお店を発見しようと思わせる本であった。 -
「『決して徒党を組むべからず』『決して長居するべからず』合間にユンケル飲んで次の店に行く太田さんを見習うべし。宿酔いという言葉がこの本にはない」あとがき(山田詠美)より