- Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101351520
感想・レビュー・書評
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2020.1.6
ゆみちゃんに借りて
ローマの休日を中心に進む物語
市民会館
在日
35mmフィルム
違法な薬
レンタルビデオ屋
夏休みの自由研究
両親の離婚
無敵すぎるライダーおばちゃん
過去の復讐前の温かな1日
隣の席の友達
父親からまさかの強盗計画
ばあちゃん想いな孫達
ローマの休日上映会
まさかの違う映画でしたパテーン
短編集だけど繋がりがあって
おおおお!ってなる作品。
もう一度読み直したい!
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久しぶりに本を読んで泣いた。
全然関係ない、それぞれが映画をテーマにした短編集かと思いきや、最後にまとまってスッキリする本。
言葉の選び方一つ一つにぐっときて、じわーっと浸透する感じが心地よかった。
ローマの休日、久しぶりに見ようと思った -
よかった。人生の様々な岐路に立つ人たちの葛藤、思い出、そして未来に向けて、映画がそっと後押しをしてくれる。映画はほんのきっかけにすぎん。そこから進むのは自分自身。
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表紙が真っ白で、「映画篇」なんていう名前だとなんだか堅苦しいかと思ってましたが、
笑ったり、微笑んだり、なかなか感慨深いストーリーです。阪急電車みたいな感じです。(雰囲気もストーリーも全く違いますが、読めばわかります。)
まさに1ページ目にすべてがつまっていると思う。映画はそんなに詳しくないですが、ドラゴン怒りの鉄拳と太陽がいっぱいとローマの休日は見ておいたら尚楽しめると思います。
内容について具体的に言えば、最後の愛の泉が好きかなぁ、やっぱり集大成ですから。それに、1番笑えたし、心に来た。
ケン坊のカレーの下りとか、「ここはおじいちゃんの席だから」などなど。
是非一読あれ!
ローマです!なんと言ってもローマです!