ふつうがえらい (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101354118

感想・レビュー・書評

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  • 普通の普通。
    心を動かされることなく、淡々と読む感じ。

  • 解説では心理学者の河合さんが巧く纏めてくれていますが、正直このエッセイで語られる「ふつうがえらい」の「ふつう」は、ごくごく主観的なものであって、一般的になぞらえる物ではありません。
    人生を懸命に生きている人々は殆どが自分を「ふつう」だと思っていると思う。主観的にそう思っている。相互に主観同士なのだから、誤解を招いたり文章を読んで傷つく人もいるだろうと思った。
    ご本人があとがきで「自分は絵本作家だから雑文の内容に責任は取らない」と仰っている。だから私もこの文章を真面目に捉えたくないと思ってしまった。

  • ふむふむと共感できるところもあったけど、わたしにはまだ理解するに難しい。時間をおいてまた読みたい。

  • ようやく、終わったという感じ。
    最初は、ふんふん♪という感じで読んでたんだけど、
    途中からものすごく辛くなってきた。
    なんでだろう。
    なんていうか、結構男と女がどうっていう話が多いからだと思う。
    佐野さんの考え、すごい奇抜だなあ。
    なんか、置いてけぼりくらった、みたいな。
    私なんかよりずっとずっと「古い」人なのにね。
    んー。
    しばらく、エッセイはやめとこう。

  • 変わった文章なので、途中疲れてしまった。
    いいこと書いてあるとこもあるんだけどね…。

著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家。ベストセラー『100万回生きたねこ』のほか『おじさんのかさ』、『ねえ とうさん』(日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)など多数の絵本をのこした。
主なエッセイ集に、『私はそうは思わない』、『ふつうがえらい』、『シズコさん』、『神も仏もありませぬ』(小林秀雄賞)、『死ぬ気まんまん』などがある。
2010年11月逝去。

「2021年 『佐野洋子とっておき作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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