月の恋人: ―Moon Lovers (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 998
感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101355542

感想・レビュー・書評

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  • めちゃくちゃ良かった〜
    ラブストーリーも素晴らしい‼️

  • 道尾秀介さんの作品よんでいますが純粋な恋愛ものはこれで初めて読みました !
    一生懸命なんだけど報われない派遣社員の弥生ちゃん。
    一方で、家具の《レゴリス》のカリスマ社長でお金には困ってない蓮介さん。
    台湾人のシュウメイちゃんは蓮介さんの会社からモデルにならないかと熱烈に誘われている。

    物語は弥生ちゃんが恋人の嘘と、派遣会社での理不尽な扱いに嫌になって台湾に旅行することから始まります!

    最初は蓮介ひでえと思いましたが読んでると段々好きになりますwってか北海道まで追ってくるとかどんだけ弥生ちゃんすきなのwwww

    繊細は読んでからのお楽しみです!かなりおすすめですよ

  • キムタクでドラマ化もした作品

    故郷を離れ見知らぬ土地で生き抜く姿に心打たれた
    また、日々の暮らしから一歩踏み出す事って良いも悪いも自分の人生が大きく変わるんだって思った
    幸せの感じ方もかわるんだなと思った

  • 月9としては好きだけど道尾作品としては物足りなさがある。
    あとがきにもあるように、制約があるからこその作品になっている。

  • 素直にいいと思う。人間の機微を感じられました。おらもメロン育てたい

  •  おもしろいラブストーリーだった。
    豪華なパーティー会場に惨めな思いをさせられた弥生が、言いたいことをきっちり言って出ていくところとか、相手がだれであれ自分の気持ちをきちんと伝えようとするところが好きだなあ。線香花火で思い出す。

  • 道尾秀介の中では毛並が異なる作品。
    キムタク主演の月9ドラマ。

  • 『そのおじさん、もう遠くに行っちゃったんだけど、よく言ってた。この世の中にあるものは、みんな人間の幸せのために生まれてきたんだって。テレビも電話も家具も、お金も、ぜんぶ。』

    素晴らしい。この一言が、物語の通奏低音をなしていて、読み終わった後に気付かされる。登場人物はみな、テレビと電話と家具とお金に振り回されていたな、と。幸せになるために作られたものなのに…。

    そんな事を考えていたら、幸せになるためなのに、なぜ…、と問わずにはいられないことがたくさんあり過ぎて思考停止。

    私はなぜ、こんなに貧しくて不幸なんだろう?

  • 長らく本棚に眠っていた本。ドラマを見てしまっていたのでなかなか手がでなかったけど、読んでみたらドラマより全然よかった。
    心がチクチクする、登場人物たちの気持ちの動きにとっても引かれました。

  • 久々にサクサクと読み進められるような小説に出会いました。

    弥生のおじいさんが
    大きな一本木について話す場面が特にお気に入りです。

著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。

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