- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101356327
感想・レビュー・書評
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若い頃から間違いのない文章力。
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文学
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これも近所の図書館で。これしか置いてなかった。確かに面白い。青空文庫に早く収録されてくれるといいのだが。
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友人の死を扱った随筆は、回りくどくて、抑えた筆致で、それが深い悲しみを伝える。もう戻ってこない友を思って涙をこらえる痛みの。
日常の風景であっても読ませるその筆力。 -
百鬼園随筆、ノラや、御馳走帖から読むのは4作目。
わりと子供の頃からビビリで涙もろかったのか!と(笑。
筺底稺稿はただひたすらにせつない。 -
内田百閒の随筆は自由自在だ。何でも無い日常、例えば汽車に乗って帰るだけの数時間を、精緻な描写でいきいきと描ききってしまう。かと思えば親友の死を、繰り返し、繰り返し書き連ねてその悲しみの深さを痛々しく伝えきってしまう。その観察眼の鋭さと筆致の確かさがこの作家の非凡たり得たところなのかもしれない。
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淡々と事実の描写が続く。時々文章に表れる、人、物に対する見方が独特で面白い。頑固親父の視点も健在
積極的に時間を見つけて読むような本でもないし、一気に読めるような内容の本でもない。
一話が短いので、ちょっとした時間にちょこちょこ読み進んでいく本 -
百閒の随筆の続巻です。引き続き、表紙イラストは芥川龍之介画伯によるもの。
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もうだいぶ書き込みをしたのでこのままもらっておこう。
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2010/6/7購入