赤ちゃんのいる日々―yoshimotobanana.com5 (新潮文庫)
- 新潮社 (2004年10月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101359229
感想・レビュー・書評
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よしもとばななさんの出産後の日記(約半年分)
「赤ちゃんのいる日々」だけど
あまり赤ちゃんはメインではなくって
赤ちゃんと一緒に、しょっちゅう外出して
楽しい仲間と、感じのよい店で
美味しいものを食べて幸せを感じている日記。
そういう幸せって、私も好きだなぁ。
でも私なんて、こどもが同じ頃は
育児に振り回されっぱなしで外出がめんどくさくて
極力出かけないようにしていたので(`×´;)
よしもとばななさんは、気負わず
社交的な人なんだなぁと思う。
そして色々と感じ取ってしまう人らしい。
登場人物の説明がないので
誰が誰だか分からないけれど、
よしもとばななさんは決して他人への悪口を
書かないので、読んでいて温かい。
周囲の人々がみないい感じなのも
きっと、よしもとばななさんが
穏やかな素敵な人だからなんでしょうね。
日記を読むことで、
自分も温かい素敵な世界に浸っていたので
日記が終わってしまったら寂しかったです。
赤ちゃんが、まるでウクレレのようだと書かれていたのも
愛らしかった。今は、もう成長して
大きくなってるんだろうな(*^▽^*)
(私の息子は、生まれた直後に地蔵のようだと思ったけれど
成長してもやっぱり地蔵なんです。)
読後感が凄く良かったので感謝♪ -
妊婦さん時代のよしもとさんの話は、母親が流産したころの話を思い出した。よしもとさんも危なかったというが、
妊婦さんが妊婦であることに集中する、というのは当たり前のようで難しいんだな…。
スピリチュアル系の話が当たり前のようにポンポン出てくるので、
霊感とかまったくない私にはちょっと未知の世界だ。 -
そういうのを言わなくても伝わって、きっとこの人、きついんだろうな、といろいろそっときをまわしてくれる。経験豊富というか大人というか甘えのない人たちって、本当に思いやりがあるという気がする。人ごとは、人ごとと思っているうちは相手をスーパーマンにしてなんでも大丈夫な人にしてしまうけれど、自分だったら>と考えてからもう一回距離を置き、人ごとに戻すと、不思議とその人の真の久能が見えてくることがある。そして甘えでも道場はなく、愛が湧いてくる。そして言葉とかムードとか形ではなく、あくまで具体的に助けようという気持ちになってくる気がする。
神様はいるとさえ、思いましたもの。
ダライラマは普通にしたいことをなにひとつできない人生、そしてこれまでの歴代ダライラマ様の中でも最もきつい天声だ。大変な人生だ。本当に徳が高い人だと思う。 -
玲子に勧められて読み始めた、yoshimotobanana.comシリーズ。とりあえず図書館にあった、第5弾から読んでみたが、なんていうんだろう、すごく惹き付けられる感じで、ガンガン読んでしまう!全部よみたい!
なんか、いろんな楽しい大人に囲まれて、チビラくんはいい感じにきっと育つんだろうな~と思う。やっぱ、おもろくて楽しい人に囲まれた毎日が一番よね! -
ご自身で、小説として書いていないので
文章が文学的価値が無いようなことを書いていらっしゃるのですが
流石作家さんとでも言うのか、目の付け所が違うとか、
小気味良い言い方とか
相変わらずうまいなあと思ってすっきりしたりします。
面白い。 -
再読。
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Q&Aの読者の質問は筆者に媚を売りすぎです。
ある種の宗教です。 -
育児って大変、としみじみ…
ちょっと文が乱雑で…(当たり前か〜) -
よしもとばななさんのWEBエッセイ。