模倣犯2 (新潮文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369259

感想・レビュー・書評

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  • 2巻は犯人の行動から感情までを詳細に描いている。ただ、まだタイトルの回収ができていない。
    続きが気になりました。


    鞠子の遺体が発見されたのは、「犯人」がHBSテレビに通報したからだった。自らの犯行を誇るような異常な手口に、日本国中は騒然とする。墨東署では合同特捜本部を設置し、前科者リストを洗っていた。一方、ルポライターの前畑滋子は、右腕の第一発見者であり、家族を惨殺された過去を負う高校生・塚田真一を追い掛けはじめた――。事件は周囲の者たちを巻込みながら暗転していく。

  • 殺される側の、その瞬間、後まで、、、
    恐い、怖い

  • 物語が着々と進んでて先読むの楽しみ〜
    5巻もあって自分にしては長編だけど比較的読みやすい。心に来た表現も沢山ある、宮部みゆきこれから読み漁ろーと

  • 2021.12.5読了
    3.0
    犯罪者サイドの視点。

  • 2巻は犯人の1人、栗原浩美にスポットを当てたお話。
    家庭事情を見ていると、そりゃ歪んでもおかしくないな…と思う反面、だからといって彼の周りに対しての言動や、今回の事件が許されるかというと絶対に許されるはずがない。
    知れば知るほどよくそんな汚い言葉と考え方が思いつくなと最低な気持ちになる。

    前巻で電話をした時、咳をしたことで「犯人も同じ人間だ」と思ったおじいさん、今回電話は風邪が治ってから「犯人は正体のわからない怪物で、生身の人間と感じさせない方がいい」と言ったピース。
    今後こういう事件の裏側も細かく知っていけるのだろう。

    なぜカズはヒロミから離れないのか。なぜあの時同じ車に乗っていたのか。
    その辺りは次巻なのか、まだ先なのか。

  • 超大作2巻目。
    今回は犯人側のストーリーが明らかにされた。

    両親が不仲で自分はなんのために生きているのかわからない栗原浩美と、浩美が尊敬しているピースと言われる少年?青年?が2人で共謀して連続殺人事件を繰り広げていく様が描かれている。

    時々浩美に幼い頃からいじめられている和明が浩美が機械で声を変えてテレビとかに電話をかけている様子を見てしまい、どうしていいかわからない様子も同時並行で書かれている

  • ピースとヒロミの殺人ゲームの経緯を見ていると胸糞が悪くなってくる。とにかく、次の殺人が起こる前に早く捕まえてほしい。

  • 犯人視点の話。
    彼らの普通な日常を垣間見ると胸が苦しくなる。
    これからどうなっていくのか。

  • ずっと胸くそ悪いだけだな〜

    胸くそ悪いまま終わった
    考えてみれば犯人の頭の中を一冊分読まされるってそりゃ気持ち悪くなるわ

  • しばらく置いて第二巻を読了。

著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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