悲嘆の門(下) (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101369440

感想・レビュー・書評

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  • 願いが叶っても叶わなくても次の門番となる。悲しいですね、ガラはわかっていて行った母は強しですか。結局事件はそれぞれ個別のものでサイバーパトロールも読む前に期待したほど今回の出来事に関わる事無く少し消化不良の感じもしますが・・・。

  • 失踪した同僚の森永を探す三島孝太郎は、西新宿セントラルラウンドビルで元捜査一課の刑事・都築に出会う。悪意による〈物語〉が拡散され、汚濁に満ちた闇が日常へと迫る中、正義と復讐に燃える青年は、ある決断を下す。

  • 不思議な小説でしたが、面白かった。
    孝太郎の行動には共感する部分もあるが、共感出来ない部分もあるなと思い読んでいたけど、最後は良かったかな。。
    上中下とボリュームはあったけど、長いという感じはしなかった。

  • やっぱり非常に抽象度の高いストーリー展開だったなと思います。
    どこまでの描写に、どの程度の意味があるかが判別しづらいところに難しさを感じました。

  • 連続殺人犯を追いかけていたら、ファンタジーになってきました。(^_^;)
    デスノートのような感じもあり、おもしろかったです。

  • 心に重くのしかかる作品。人間には業がつきまとう。油断すると本体がのみこまれる。他人事ではないなぁとおもう。生きるってほんとに凄いこと。

  • 一気に読み終える。
    でも満足感がない。

  • 私にはやっぱり向かなかった。
    ソロモンの偽証みたいなのを期待してただけに、完全に肩すかし。

  • 作者の言いたいこと、伝えたいことはわかる。が、それがファンタジーである必要性はあったのか。もったいない気がする。

  • 2018年2月15日読了。
    想像していたよりファンタジーだったけど、面白かった。
    テンポが良かったせいか、夢中になって読んでたから、終わった今は喪失感。
    宮部みゆきは優しいな。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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