そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)

著者 : 森博嗣

• 新潮社 (2002年11月28日発売)

感想・レビュー・書評

[ケンさんの感想 · 2013年1月28日]

途中から引き込まれて面白かったけど、最後の最後のオチは、不要派です。
その前の時点で終了でも良かったような。
もう1回読まないと混乱してよくわからない。

[kei_mさんの感想 · 2013年1月17日]

クローズドサークルもの。
シェルターに閉じ込められた6人。
すっかり騙された。ミステリーのためのミステリーだな。
でも長い。
（図書館）

[bobさんの感想 · 2012年12月30日]

森 博嗣初めて読みました

コンクリートの内部にできた密室空間「バルブ」
そこで起きた不可能とも思える連続殺人
そして最後に残ったのは.....？

いやー、騙されましたね
最初から冷静に考えれば
あるいは気づいたかも･･･いや無理だな

[tmon1211さんの感想 · 2012年12月30日]

閉鎖空間で1人づつ死んでいくパターン

死んでいく間は不気味で怖いし、オチのカラクリもしてやられた。

ただ大オチの2人は実は...の所は嫌い
あれやったらもう何でも出来るじゃん

[juunstarさんの感想 · 2012年12月12日]

この本は森さんらしいけど、意見が分かれるんでは無いだろうか。

最後一歩手前までは秀悦なミステリー小説。本当に最後の最後でこちらを混乱させてくれる。

読み易い。

[brass137さんの感想 · 2012年11月25日]

えっえっええええ～！！！
二転三転のどんでん返し。追い打ちのようなエピローグ。
読み終わって唖然。唖然。

ちょっとゆっくり読みなおそう・・・

[tasomajinさんの感想 · 2012年10月22日]

勅使河原潤。真賀田四季や瀬在丸紅子とはまた違った魅力を持つ天才の物語。S&Mシリーズ終了後、Vシリーズの初期に並行して書かれた作品というポジションも面白い。S&M、V、Gなどのキャラ主導で展開される物語とは異なり、事実だけが淡々と描写されていく。理系／森ミステリィゆえの殺伐とした顛末の裏に潜む叙情的な心理描写こそが最も文系の人間に刺さるポイントではないかと思う。

[しきさんの感想 · 2012年10月14日]

トリックが壮大で面白かった。

[otokitashunさんの感想 · 2012年9月30日]

密室シェルターに閉じ込められた六人。
一人また一人と殺されていき、残るは二人。
どう考えても相手が犯人なんだけど…

という設定に一目ぼれ（？）して即決購入。
オチが気になって速攻読破。

まあ読んでよくわかったのは
自分はミステリーがあんま好きじゃないんだ、
ということでした。身もフタも…

なんか展開に振り回されるのがアレだし、
読後になんも残らないんだよねー。
なんでもありかよ、みたいな。

小説読むならやっぱりSFですよ、SF。
ちなみにミステリーとしちゃ文句なく秀逸な作品です。多分。

[るこさんの感想 · 2012年9月26日]

今まで読んだ森さんの作品で一番好きかも。『F』と悩むな…
登場人物もトリックも結末も、どれも好みでした。
１～５章の最後にあるインタビュー(?)もとても印象的。
解説で書かれているように、何度読んでも完全には理解できないと思いますが、また読みます！

著者プロフィール

工学博士。１９９６年『すべてがＦになる』で第１回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「Ｓ＆Ｍシリーズ」「Ｖシリーズ」（ともに講談社文庫）などのミステリィのほか「Ｗシリーズ」（講談社タイガ）や『スカイ・クロラ』（中公文庫）などのＳＦ作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓　Fool　Lie　Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」