ボクの町 (新潮文庫)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425221

感想・レビュー・書評

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  • お巡りさんのお仕事小説。

  • 警察小説というより、警察官のお仕事小説、なんとなく警察官になった今時の青年、聖大の成長物語です。

  • 新米警察官の交番勤務研修でのお話。

    個人的に働き出して半年経ち、いろいろと思うところはある。
    会社の中の規律とかそういうのに疑問を持ったり、
    学生時代はよかったなーと振り返ったり、
    はたまた何のために働いてるんだろう?
    仕事のやりがいって何?幸せなんだろうか?

    とかとか・・・
    負のスパイラルに陥りがちのこの頃でしたが(笑)、
    少し元気をもらいました電球


    「ある意味自分は幸せ」
    ふーん、そういう考え方もあるなぁと思った一冊でした。
    やっぱり仕事することの魅力って、
    いろんな人に会えることなのかなぁ。
    ステキな先輩や上司に会えたらそれだけできっと、
    この仕事やってよかったと思えるようになるのかも。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    警視庁城西署・霞台駅前交番に巡査見習いとして赴任した高木聖大は、研修初日から警察手帳に彼女のプリクラを貼っていたことがバレるような、今風のドジな若者。道案内、盗難届の処理、ケンカの仲裁などに追われるが、失敗の連続でやる気をなくしていた。が、所轄の同期見習いが犯人追跡中に大ケガを負ったことで俄然、職務に目覚める。聖大の成長をさわやかに描くポリス・コメディ。

  • インサイド警察、というよりも、主人公の高木聖大が悩みながら、もがきながら、素敵なおまわりさんに近づいていく風景が見えるような、そんな作品でした。続編を先に読んでしまっていたので、聖大がちゃんとしたおまわりさんになっていくことはわかっていたけれど、どんなふうに変わっていくのか?というところがとても面白読めました。

    乃南アサさんももうすっかり僕のお気に入りの作家さんです。読みたいものが続々と出てきて楽しい読書の日々です。

  • 警視庁城西署・霞台駅前交番に巡査見習いとして赴任した高木聖大は、研修初日から警察手帳に彼女のプリクラを貼っていたことがバレるような、今風のドジな若者。道案内、盗難届の処理、ケンカの仲裁などに追われるが、失敗の連続でやる気をなくしていた。が、所轄の同期見習いが犯人追跡中に大ケガを負ったことで俄然、職務に目覚める。

  • 毎日新聞1997年9月24日~1998年6月22日掲載のものを1998年9月毎日新聞社から刊行。2001年11月新潮文庫化。シリーズ1作目。青春警察小説。ユーモラスなものの、新聞連載のせいか、冗長さや、くり返しが気になり、あまり楽しめませんでした。次作に進みます。

  • 評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    警視庁城西署・霞台駅前交番に巡査見習いとして赴任した高木聖大は、研修初日から警察手帳に彼女のプリクラを貼っていたことがバレるような、今風のドジな若者。道案内、盗難届の処理、ケンカの仲裁などに追われるが、失敗の連続でやる気をなくしていた。が、所轄の同期見習いが犯人追跡中に大ケガを負ったことで俄然、職務に目覚める。聖大の成長をさわやかに描くポリス・コメディ。

  • 乃南アサさんは始めて読む。
    どうも、私にとってこの主人公の性格に魅力がない。いい加減な性格で、都合が悪くなると切れる。それだけしかなく、愛すべきところが見当たらない。どこか一点でも魅力が感じられたら、それなりに面白い話のはずなのだが。。。最後に、友人の負傷を機に、ちょっと頑張るシーンが出てくるが、むしろ違和感の方を強く感じる。
    乃南アサさんの評価としては、もう一冊ぐらい読まないとだめかな

  • 警察小説で面白いですよ!!

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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