- Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101425221
感想・レビュー・書評
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新米警察官の男の子の、お話です。
若者って感じで、警察手帳に元カノのプリクラを貼ってめちゃくちゃ怒られたりとか、ドジでしょーもないところとか、ちょっと笑えて共感しちゃいます。
落ち込んで、いつまでもウジウジしてたりとか、考えることとか、しょーもないところが多くて、しっかりしなさーい!とか思ったり(^^)でもそんなところが、応援したくなりますよね~
できの悪い子ほどカワイイってかw詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2002年3月13日読了。以下、過去の日記から抜粋。
普段、女性を主人公とした深層心理に迫った作品を書く作者には珍しく、
巡査見習いをモデルとしたコメディタッチのライトな作品である。
耳にピアスの穴を開け、警察手帳には元彼女とのプリクラを貼り、
短気でおっちょこちょいで、面倒くさがりな「今時の若者」が、
たった3ヶ月間で多くのことを経験し、人間的に一回り成長する。
警察の話なのだが、とても他人事とは思えない生々しさなのである。
警察学校入ってすぐの頃なんて、毎日が無我夢中のまま過ぎるじゃないですか。
研修が終わって、そこからはもう、日夜同じ事の繰り返しになるワケですよ。
大事なのは、そこから彼がどう生きていくかなんです。
でもこれ、お巡りさんの物語って言ってしまうと特殊な感じがするかもしれない
んですけど、きっとどの職種に入れ替えても同じなんですよ。
宮川花子さんが「解説」の中で書いておられる文章を抜粋。
まさにそう、きっとどの社会にいても新人なんてこんなものなのだろう。
学生時代からぽいっと社会につまみ出されて、分からないことばかりなのに、
細々とミスを連発しては先輩には怒られ、悩んだり、うんざりしたり。
でも、そうやって大抵はいつかは慣れていくものなのだろう。
そう思いながら、教員見習いになった自分を想像するとちょっと笑える。
人間の持って生まれた性分なんて早々変わらないのだろうけれど、
ほんの些細なきっかけで進むべき道がぱっと開ける瞬間が確かにあるのだ。
この本を読んでから、駅前の交番が気になる。
この人達もこうやってドタバタしながら、少しずつ前進しているのだろうか? -
こういう警察官に会ってみたいっす。
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こういうおまわりさんがいてもいいな(笑)
おまわりさんだって、普通の若者なんだ。
そう共感できるお話。
軽さと重さのバランスがいい。 -
同期と競ったり。
辞めようかと思ったり。
なかなか面白かったけど、もっと若い子たちが読むと共感できて更に面白いと思う。
こういった本を読むと、先輩や上司、女子から嫌われてるお局などなど、そっちのほうに共感できる自分に気づく(笑) -
駅前交番に配属された新人警官の奮闘。なりたくてなった訳でもない職業に失敗・迷いながらも前に進む。主人公の仕事に対する態度、先輩に対する態度にイライラした。(最後には良くなるんだけど)自分が社会人1年目の頃を思い出しました。こんなに酷くなかったけど。
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新人警察官の交番奮闘記とでもいうのでしょうか。
特別なりたくて警察官を志望したわけではない主人公は、警察手帳に彼女のプリクラを貼り付けるような今時の若者。
初めて勤務する交番で様々な経験をしていきます。
そんな中、連続放火事件が発生して。
と言うお話だったと思います。
交番のお話と言う事で、他にはない新しさと面白さ、応援したくなる何かを感じました。 -
図書館で借りた。
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駅前交番に巡査見習として赴任したある警察官の成長物語
主人公が警察官らしくないところが型破りで面白いと思った。 -
ごく当たり前に日々の営みを続けられることこそが大切なのだと思う。当たり前ということが、肝腎なのだ。