5年目の魔女 (新潮文庫)

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著者 : 乃南アサ
  • 新潮社 (2005年6月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425405

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5年目の魔女 (新潮文庫)の感想・レビュー・書評

  • 乃南アサの5年目の魔女を読みました。
    これも怖い小説で、覗いてはいけない女の人の怖さを垣間見てしまったような怖さがあります。 初めは主人公が被害者なのですが、物語が進んでいくと実はそうばかりとも言えなかったということが わかってきます。

  • 2011.7.3読了。
    上司と同僚の不倫の騒ぎに巻き込まれ、会社を辞めた女が、五年後その同僚を探す話。

  • 久しぶりの乃南作品。

    でもなんか、歯切れ?なんだろう何かがいまいち?
    最後のどんでん返しにはやっぱりさすが!と思わされるんだけどね。

    女は怖い、そして汚い、ずるい。わかる。
    わかりやすく怖い女はまだいいよ。
    本当に厄介なのは表面上すごくいい人なのに・・・ってやつね。

  • 職場で一緒だったOL同士。一方が一方を裏切り、会社を追われ、5年の月日が経過。5年の歳月の後に再会した二人は・・・。

  • 「あなた」が面白かったので里帰りの時に購入して読みましたが、かなりガッカリ。

  • 久しぶりの乃南作品。

    随分と昔の作品だったけど、面白かった。
    ラストのどんでんもなかなか。

  • 2014.7.10ー50
    貴世美の身勝手さは常軌を逸してはいるものの本人なりの理由があるが、何の罪も利害もない母親に手をかける景子はその意味では最大の加害者である。それでも貴世美の恐ろしさの方が印象に残るような女の魔性の描写は秀逸。

  • 女性は怖いという趣旨は明野照葉に似てるかな?
    でも展開・オチは断然劣る(´・ω・`)
    なぜ景子はわざわざ自分を追い詰めるような真似をしたのか?
    景子の過剰なまでの被害妄想はなんだったのか?
    喜世美の五年後の立ち位置にはびっくりしたけど、正直、だからなに?感が強い(﹡•﹏•﹡)
    一番かつ唯一の衝撃は、喜世美のお母さんの件だな〜

  • どっちもどっちなのかな・・・

  • 3回コールの後に切れる不気味な電話。この電話は……。艶やかで奔放、計算高く身勝手。魔性を秘めた女、貴世美。関係を持った妻帯者の上司を狂わせ、友達だった景子は退職を余儀なくされた。5年という歳月が過ぎて、景子はインテリアデザイナーとして、新しい一歩を踏み出したその矢先だった、景子の部屋の電話が3回鳴った──。女という性の持つ深い闇を暴く長編心理サスペンス

  • あまり入り込める感じではなかったし、全体的に重たいが深みがないと感じた。ストーリー的には女の人は怖いなぁと思った。

  • ちょっとがっかりだったかも。期待していたのは、女の黒い部分満載のドロドロの話+ホラーだったからかしら。嫌いなのに忘れられない、忘れたいのに気になるっていうジレンマがメインでした。
    まぁ、最後に富豪婦人として再会するのはちょっとホラーだけどね。

    それにしても、会社の上司と不倫の上略奪婚して事業を失敗させてポイ捨てした上に事実を全部嘘で塗り固めた女も女だけど、その女の不幸を信じて疑わないだけじゃなく成れの果てをきちんとその目で確かめようとするまで強迫観念にとりつかれる女も異常だわ。
    10/27/2012

  • 貴世美のキモチ悪さが非常にいい感じ。笑
    被害妄想が酷すぎないか?と思わずにいられなかった景子が腑に落ちなかったが、ちゃんと理由があって納得。こういった、読んでいる途中のモヤモヤした感じを最後にはクリアにしてくれる作家さんは好きだ。

  • ラストまで非常に気になったから一気によんだ。ラストが意外といえば意外であったが、ちょっとインパクトに欠けた。自分も(衝動的に)悪いことしてんのに、人のせいばかりしてもねえ。というかんじ。何がほんとかわからんかったけど。もっと毒入れてもよかったともおもった。

  • 父に借りた本だったけど、最後息着く暇もないくらいの展開に一気に読んでしまった。そして「怖い」ただただ「怖い」。いったいどっちが魔女で魔性の女だったのか…

  • 読中読後に気持ちよいものはなかった、ずっとどんよりとした気持ちのまま読んでいくのだが最後に出てくる真実が余計に読後感を重たくする。
    現実の世界にはもっと恐ろしいこともあるのかもしれないが…

  • 読み終わって、激しく後悔した。
    「読むんじゃなかった」
    これが感想である。

    こんなにどろどろしていて、綺麗に終わらない話は久しぶりに読んだ。
    女って怖いと思いつつ、自分もその一人である事に絶望した。

    本当に恐ろしいのは生きた人間であると思い知らされた作品。

  • 途中から貴世美より景子が怖くて仕方なかった。
    絶対こんな人たちいない。とは言い切れないことが恐ろしい。

  • かなり前に読了したがイマイチだった記憶が・・・・。
    ただ女の陰湿な怖さだけが印象に残ってる。

  • 女の怖さをこれほどリアルに書いたものがあったろうか。
    メインの景子・貴世美の嫉妬や魔性、狂気はもちろんモブキャラの他人事ゆえの冷たさやいい加減さがリアルで薄ら寒い程だった。
    あー会社とか教室にこんな奴らいたいたー(笑)ってなった。
    どれだけ人間観察してたらこんなリアルな描写が出来るんだ。

    ラストの展開が恐ろしすぎて、でも結末が知りたくて早く早くとページを捲る感覚が楽しかった一冊。
    でも怖くてもう一回は読めないかな。

  • 最初は引き込まれ、途中で中弛み。
    投げ出しそうになったけど、まさか最後にそんな結末が待っていたとは…びっくり。
    結局、新田家に無言電話をかけていたのはどちらなんでしょうね。
    貴世美は景子が思うような女なのか、景子の被害妄想なのか。
    何が真実で誰が嘘を言っているのか。
    推理小説ではないので解決はしませんが読む人によって印象が変わる作品ですね。

  • なんでこんなに貴世美におびえるのか…、と思ったらそーゆーことだったのか。景子も魔女だった。まだ二人とも20代なのに恐ろしいなぁ。

    自分に都合の良いように記憶を書き換えちゃうのか、結局どっちがウソつきなのか、読んだ人にはどっちにもとれるような書き方。

    ここで終わらず、もうちょっと引っ張ってほしかったなぁと思いました。

  •   女はすべて魔女です。そういう素質を孕んでいます。もっともそれを自覚しながら暮らしている人は少ないでしょうけれど。乃南さんの名前はよく見かけたけれど、実際に読むのは初めてでした。女性の描き方がとてもリアルでぞくりとします。とくにラストでは、じわじわと怖さが浸透してきました。

      私が何よりも怖いと思ったのは、女が過去を都合のよいものにしてしまう点。ラストの笑顔で歪んだ真実を話す貴世美も怖いし、これだけ思想場面が長かったにも関わらずあの過去を1度として思い出さなかった景子も怖いです。過去を塗り替え真実として思い込むのも、都合の悪い過去を自分の中で抹殺してしまうのもどちらも怖い。けれど、そんな経験は女性なら誰しもあるんじゃないでしょうか。

      女の勘っていうのは、男にはわからないようなものを察知します。新田に無言電話をかけていたのは誰か。それは景子だったに違いないと私は思っています。これは確信に近いけれど、景子はずっと貴世美の仕業だと繰り返しています。それが逆に私には怖く感じました。無言電話は2人だけがわかる合図で発した貴世美への警告に思えてなりません。だからこそ貴世美は実家の異変の際、真っ先に景子に電話をかけたのでしょう。読後の余韻まで怖さが残る作品でした。

  • 貴世美の亡霊に執拗までに怯える景子の行動が行きすぎだと思っていたら最後まで読んでどんでんがえしがあって、その理由がわかった。景子も魔女だったんだと。。。

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