5年目の魔女 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101425405

感想・レビュー・書評

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  • 乃南アサの5年目の魔女を読みました。
    これも怖い小説で、覗いてはいけない女の人の怖さを垣間見てしまったような怖さがあります。 初めは主人公が被害者なのですが、物語が進んでいくと実はそうばかりとも言えなかったということが わかってきます。

  • 2011.7.3読了。
    上司と同僚の不倫の騒ぎに巻き込まれ、会社を辞めた女が、五年後その同僚を探す話。

  • 女という性と深い闇を描いた心理サスペンス。なかなか登場人物に感情移入しずらい作品だったけど、最後まで飽きずに一気に読んだ。

  • 貴世美までとはいかないもののどうしても引き寄せられる忘れられない友人を思い出した。
    生まれもった魔性の魅力。

  • 貴世美と景子、怖いのはどっち?お互い、怖がって怖がられて、ってとこなのかな。

  • 女友だち独特の嫌な関係って感じ(笑)

  • 乃南アサは、前にも読んだことがあって・・・
    というか、奥さんがよく読んでてついでに読んでみた事があったんだけど、ここ数年の中には記録が無いんだなぁ。
    「ヴァンサンカンまでに」とか「しゃぼん玉」は、本棚にまだあるし、読んだ記憶がある。
    (定期的に本がたまるとブックオフに売りに行くのだ)

    さて、この乃南アサって作家さん。
    ん~、昼ドラの脚本になるような内容かなぁ。
    気楽に読むには退屈しません。

    今回の「5年目の魔女」については、トレンディドラマのような内容なんだけど、主人公がオフィスの不倫関係の被害者になってるんだけど、実は最後にはちょっと恐ろしい結末が待ってるというような。

    まあ、そんな感じなので、退屈はしないけど、読了感も何もまったくないです。

    気楽に読める本、紹介してってな時はいいかもしれないけどね。

  • 2019.04.10読了
    このような結末は時々みられますが嫌いじゃありません。ですが、この作品はこの結末を描きたいが為に十分な用意がされないまま書かれたもののように感じます。
    とにかく結末ありきで内容がない。
    何よりとてもくだらない同じようなことが何度も何度も繰り返し表現されてます。それは読者の恐怖感や圧迫感を煽る為のものと思われますがこれが完全に失敗しています。
    あまりのしつこさに文字を追うのが嫌になりまともに文章を読まなくてもいい!もう読みたくない!きっとその程度の作品だ!と思わせてしまうのです。
    実際、わたしもマジで斜めに読みましたが、全く支障なく、結末を知っても「あー、こんな事のために大事な時間を費やしてしまった」との思いが先に立ち、感心や納得よりもあー終わってよかったとの感想が口を突いて出てしまったのです。
    まさに駄作です。
    わたしのこの感想でさえ、読む価値ゼロ!と言わざるを得ません(涙)

  • 魔性の女の長編書下ろしサスペンス。

    会社でも仲良しだった飯島、貴世美、景子。

    しかし妻子持ちの飯島と貴世美が只ならぬ関係に。

    魔性を秘めた貴世美と飯島は落ちるところまで行ってしまうことに嫌気がさした景子は会社を去る。

    それから5年の月日が流れ、景子は貴世美から見張られているような気になり、5年前の関係を清算をつけるため貴世美を探すが、衝撃の再会を果たす!


    凍るような寒さというより、リアルにありそうかもという怖さが感じられました。

  • 2018年2冊目。

    うーん…という感じ。
    ラストはちょっとびっくり!
    そういう展開がよめなかったという点では面白かったと言えるのかもしれないけど…

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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