うそうそ しゃばけシリーズ 5

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 5041
感想 : 382
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101461250

感想・レビュー・書評

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  • 長編

  • 佐助と仁吉が本領を発揮したときのかっこよさ、何食ったらそんなにかっこいい大立ち回りが書けるんだと本を解体して食べたくなりました。
    獅子と鳴家と鳴家と鳴家の組み合わせは最高of最高

  • 短編集と思っていたら、しゃばけ以来の長編でした。
    しかし、雰囲気は似ているようで違います。
    なんというかキャラクター小説になってて
    緊迫感があるはずのシーンも、すべてギャグに
    思えてしまう感じ。
    こちらがしゃばけの世界観に慣れてしまったのかな?

    肝心のお比女ちゃんの悩みもなんとなく
    掴みきれないまま、表面をさっと撫でて終わった感じ。
    新龍さんのエピソードも好きだけど、もう少し
    何かが足りない感じ。
    長編だからと期待しすぎたのかな。

    でも変わらずの春の日差しと和菓子とお茶のような
    世界観は心地よく、すいすい読める面白さでした。

  • 2016.02.26.読了

    しゃばけシリーズ 第5弾

  • しゃばけシリーズ5作目。
    箱根へ湯治。姫神様であるお比女ちゃん、守役の天狗、武士と朝顔。「自分とは?」悩める人々。
    今回は長編。

  • いつも死にそうな若旦那と、そばに使える妖に厄災が降りかかるお話。
    若旦那は何も悪くないのにかわいそう(笑)
    箱根に湯治に行っただけなのに、湯にもろくに入れず巻き込まれっぱなし(笑)

  • お江戸の廻船問屋券薬種問屋

    砂糖より甘く甘く育てられている、病弱な若だんな。
    祖母が皮衣という大妖のため、その血をひいた若だんなは妖が見える。

    愛くるしい鳴家、男前な屏風のぞきなど、個性にとんだ妖怪がたくさん出てくる

    今回は初めて若だんながお江戸を出て箱根を旅する。湯治のつもりだったが、、、

    いつもは短編だけど、一冊まるまる箱根三昧。おもしかった!

  • 若だんなが旅に出る!
    あーもう、ドキドキです!

  • 鳴家の使い方がちょっとピクミンみたいで可愛くて笑う。

    『「うるさい天狗は、腕の代わりに舌を切り落とすべきですな」
    若だんながけなされたと思ったのか、仁吉が蒼天坊の口調を皮肉っぽく真似て言う。』
    切った本人が言うというお茶目っぷり。
    仁吉さん楽しい。

  • 前回、前々回とは打って変わって一冊の長編番。各妖怪愛嬌があるが、何と言ってもレギュラーの家鳴りがまたまた活躍、その愛くるしい様も楽しめる今作。本編はというと、若だんなに対する二人の兄上たちの思いは確かに過度だが、どこの守りも同じなようで、今作のメインパーソン、比女様につく天狗たちも彼女のに対する極端な思いのせいで事件に巡り会うというもの。人間の思いはうつろなものだが、決して変わらないものもこの世にはあるのだろうか。最後に、武士たちの朝顔がどうなったか気になる。

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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