- Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101800509
作品紹介・あらすじ
夢も恋も甘くないけどお菓子こそ、正義。バカがつくほどケーキが大好きな女子高生・未羽。失恋のかなしみを癒すため訪れた自由が丘のケーキ屋で、パティシエ修行をしている学校一のイケメン王子、颯人に遭遇。これは早くも新しい恋の予感? いやいや現実はケーキほどには甘くない。彼は噂に違わず超冷たい。が、夢への想いは超熱い。他人の恋やトラブルもお菓子の知識で鮮やか解決。ケーキを愛する二人の青春スペシャリテ。
感想・レビュー・書評
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ケーキを題材にちょっとした謎を解く話
名推理というけど、そこまでミステリー感はない
さらっと読めて、美味しそうなスイーツも出てきてこういうのを読みたかった
久々にケーキ食べたいな
ショートケーキかな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろんな種類のスイーツが出てきて、それにまつわるエピソードを元に、「謎」を最上くんが推理して解いていくので、スッキリしつつスイーツについてちょっと詳しくなれます。
未羽はケーキに対する情熱がずば抜けていて、食リポしだしたら止まらないかわいい一面も。
ライトノベルなので、少女漫画チックな文体や話の流れだと思いましたが、堅苦しい文体が苦手な方でもかるーく読めると思います。(恋愛要素もがっつりではないです)
章の最後に出てきたケーキの紹介と、どこで売っているかも書いてあるので、ケーキやスイーツが好きな方は必見です。 -
すごい読みやすくて、面白かったです。
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タイトルに惹かれて読んだけど、名推理???
ケーキは美味しそうで、文字だけど満たされた。
世界一のパティシエと誰もが振り向くイケメン男子と、美味しいケーキが身近にある日常は羨ましい。
ケーキを味わうように、気楽に読める。
ショートケーキ、コンベルサシオン、オペラ、ティラミス -
ミステリの要素は軽いですね。未羽ちゃんのスイーツ愛と人の良さが好きだな。颯人くんは「致命的に足りないもの」に気づきましたが、完全に克服して世界一のパティシエになるには、未羽ちゃんのヘルプが必要なのでしょうね。
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名探偵っていうからバンバン謎を解いていくのかと思っていたがそうではなかった。初めて読む作家でわかりづらい文章でなかなか苦労した。
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名推理と言う程推理してないと思った。
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他の読者が言っているように、少女漫画を活字化したような感覚だった。タイトルに名推理とあったので、ミステリー部分があるかと思ったが…。
工藤新一ではなく江戸川コナン、蝶ネクタイを使うほどのトリックではなく、コナンくんがかわいい声で「〇〇じゃない?」と言えるレベルの推理。読んだ方は共感してもらえるかな?
スイーツに目がない女子高校生と、観察眼があり知識がある男子高校生の日常。読書初心者の中高生にオススメ!ただ、同年代(30代)にはちょっと勧めづらいので星3つ。 -
最初王子かっこいいって話かと思ったが、違った。
かっこいいけど弱さもあって、未羽ちゃんの方がカッコいい。
話は、『ティラミス』が一番好きだったけど、
『ショートケーキ』もよかった。
かなり、ケーキが食べたくなる可愛い話でした。