甦る殺人者: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫ｎｅｘ)

著者 : 知念実希人

• 新潮社 (2017年10月28日発売)

感想・レビュー・書評

[マードックさんの感想 · 2022年2月26日]

後半にいくにつれてなんとなく冷めてしまうのはほかの小説を読んでいるときと同じなのだが、やはりミステリーは謎解き要素が強いので、余計にそれを感じてしまった。

(さして鋭いわけではない)じぶんがわかったあとにも、登場人物たちがわからない、というテイをとって説明を具にしている様子は、少々くどく感じた。

いや、だいたいおもしろいんですよ？
でも、前半で読ませた分、後半もスピーディーにいってもらって、読者置いてきぼり…まで読んでみたいですなあ。ワガママかな笑

[littlehanaさんの感想 · 2022年2月21日]

読み始めたら最後まで知りたく止まらなかった。しかし、こんな殺人者怖かった。

[sさんの感想 · 2022年2月7日]

面白かった！
医者ならではの物語ですね！

[やびくさんの感想 · 2022年2月6日]

もはやコナンの映画のような安定感◎
道具しかり発言しかりきちっと無駄なく回収してるのもすごいんよな読み終わると

[きなこもちぽんこつさんの感想 · 2022年1月29日]

連続絞殺事件の犯人は4年前に死んだ男…？というところから物語はスタートする。死んだ男が甦ったのか、それとも真犯人によるトリックなのか。4年前に死んだ男について調べるなかでトリックや犯人について推測しながら読むのが楽しかった一冊。オススメ。

[晴也さんの感想 · 2022年1月27日]

今までは謎は推測することすら知識がないと難しかったが今回の話は真相の全体図なら予測ができるようなトリックが面白かった。

[miakaさんの感想 · 2022年1月23日]

今回は数年前に亡くなった男が犯人の可能性がある、というミステリー。
どんどん鷹央の扱いが上手になる小鳥遊。
結果的に犯人が二つの遺伝子情報を持つキメラだったとわかったけど、それを犯罪に使用されたら捜査は大変だよね。本人が言わない限り、他人は知りえない情報だし。
それが原因で結婚生活が破綻しているわけだから、犯人も気の毒とは言えるけど、浮気相手の冤罪被せられて殺された兄が一番可哀そうだわ。

[sankonさんの感想 · 2021年12月21日]

現場に残された犯人のDNAは4年前に死んだはずの人間！？
犯人に納得はしたけど「そんなんあり！？」って感じで。でも読んでて犯人推測あれこれ考えるのは面白かった。

[アノニムさんの感想 · 2021年11月28日]

医師らしい推理。DNAを一人が2種類持ってるなんて考えつかないな。半分くらいで終わるのかと思っていたら、あれよあれよと長引いた感じだった。

[そら☁さんの感想 · 2021年11月6日]

はらはらする展開

著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃　レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。