甦る殺人者: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101801094

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ8作目は再び長編だが、いや益々面白い。事件そのものも、トリックも、鷹央と小鳥遊のやり取りも、刑事たちも本当によく出来てる。何故映像化されないんだ…

  • 今回の内容も非常に面白かった。
    全体を通じてストーリーがつながっておりその中で小さな事件も解決されていく構成になっている。

    そしてやっぱり医療ミステリーとして医療観点で特徴的な性質を持っているからこそできた殺人だった。

    ただその殺人者もある意味被害者だと思う。
    そんな体質で生まれたいと思ったわけでもないし、そこから親との関わりによって怪物と思ってしまったがための事件なのではないか。

    ある意味鷹央先生も怪物だし、その特殊能力を活かせる環境と、まずるさんや、ことり先生のようにその特徴を理解しサポートしてくれる人が周りにいなければ能力を活かす事もできない…
    高すぎる能力はある意味生きる上では弊害になる…

    ほんとに人間て…どのように親や人に接せられてきたかによって人格形成が大きく変わるなと小説を読みながら感じた。

  • 真相は複雑で面白かった。責任を擦り付けたり、犯人の残酷性は強く、経緯は納得できるが、同情できるものでは無かった。

    シリーズ初読み。いかにもラノベなキャラクターが微妙だったが、1作目から読めば印象が変わるかもしれない。

  • シリーズの中でもかなり上位にくる作品だった。

  • 2022.7.5読了

  • 知念作品の中で好きなシリーズ。
    DNAに関するストーリー。いつものように病気が事件の謎を解くカギになり、鷹央がそれを解き明かす。
    随所で出てきた小道具が最後に繋がるのも中々巧い。
    早い段階で重要人物が死亡していってしまうので展開がやや単調になってしまった感があった。しかし鷹央と小鳥遊のコンビはいい感じになってきている
    別シリーズの兄とのコラボも見てみたい

  • 天久鷹央の事件カルテシリーズはどれを読んでも面白い
    最後までスリルがあって誰なのかどうなったのか
    自分の推理では追いつかなくて
    最後には、スッキリ。もっと読みたい。
    もっと続きが読みたい。
    そう思ってシリーズを次々に読んでいます。

  • 犯人匂わせフラグにわたしは騙されました。。。

    このシリーズやっぱり長編の方が面白い。それにしても宗教遭遇率が高いのはやはり事件の性質のせいなのか。

    死んだはずの人間による連続殺人。DNAがその証拠。ずっといるかいないかわからない人物を追いかけて、最後の着地はなかなか見事でした

    2022.4.10
    56

  • Audibleで。
    あっという間に、聴き終えてしまった。
    犯人の背景が、、相変わらず悲しい。
    コトリ先生には、これからもタカオ先生を支えてほしいです。

  • このシリーズはどれも面白い。あと4冊はあるので。
    今回も興味尽きないとっかかりから。すごいスピードで読み終わり…

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著者プロフィール

1978年沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。医師。2011年、第4回「ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」を受賞し、12年、同作を改題した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビューする。代表作に、「天久鷹央」シリーズがある。その他著書に、『ブラッドライン』『優しい死神の飼い方』『機械仕掛けの太陽』『祈りのカルテ』「放課後ミステリクラブ」シリーズ等がある。

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