レベッカ (上) (新潮文庫)

  • 新潮社
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本棚登録 : 1084
感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (439ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784102002032

感想・レビュー・書評

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  • 蛇のような心を持った絶世の美女レベッカ・デ・ウィンター。彼女がそうしたように、作者ダフネ・デュ・モーリアは全ての登場人物の心を完全に支配し思いのままに操る。そしてあなたの心までをも……。

  • 4.09/67
    『ゆうべ、またマンダレーに行った夢を見た――この文学史に残る神秘的な一文で始まる、ゴシックロマンの金字塔、待望の新訳。海難事故で妻を亡くした貴族のマキシムに出会い、後妻に迎えられたわたし。だが彼の優雅な邸宅マンダレーには、美貌の先妻レベッカの存在感が色濃く遺されていた。彼女を慕う家政婦頭には敵意の視線を向けられ、わたしは不安と嫉妬に苛まれるようになり……。』(「新潮社」サイトより▽)
    https://www.shinchosha.co.jp/book/200203/

    原書名:『Rebecca』
    著者:ダフネ・デュ・モーリア (Daphne du Maurier)
    訳者:茅野 美ど里
    出版社 ‏: ‎新潮社
    文庫 ‏: ‎439ページ(上巻)

    メモ:
    ・松岡正剛の千夜千冊 265夜
    ・死ぬまでに読むべき小説1000冊(The Guardian)「Guardian's 1000 novels everyone must read」

  • どんでん返しは面白かったが、途中はイマイチ。

  • 「ゆうべ、またマンダレーに行った夢を見た」この有名な一節で始まるこの物語には、レベッカ自身はすでにいない。

    亡くなった原因については、下巻で。上巻では、後妻となった主人公が、結婚して、マンダレーに移ってきます。広大な敷地と美しい庭園のあるマンダレー。しかし、そこは、亡くなったレベッカがいたときのままだった。誰もが亡きレベッカを慕い、かつてのレベッカの指揮に則って、切り盛りされていた。主人公には、居場所も為すべきこともなく、レベッカがいただろう風景に追い詰めれていく。あげくの果てに家政婦頭のダンヴァーズ夫人に嵌められてしまう。

    イギリスのような階級社会で、労働者階級の主人公が結婚によって上流階級に入ってしまったとき、そのギャップは半端なものではないでしょう。まして、本書のように、事務能力があり教養があり社交的で美人な前妻レベッカと比較されては、勝負にならない、だろう。そして、追い詰められていく姿が悲しい。

    仮面舞踏会が始まるシーンで、主人公の仮装が戦慄を呼ぶところで、上巻が終わる。
    息する暇もなく、下巻へ。

  • 感想は下巻で。

  • 感想は下巻にまとめて

  • 2018.03.25

  • 面白くて、一気に読んだ。
    この先いったい何が起こるのだろうか。
    下巻への期待が高まる。

  • 今、上巻を読み終えたところ!
    やっぱりー!!!


    下巻の冒頭数ページ読んで落ち着けてから本を閉じました。

  • 美しい屋敷の庭園の描写が素晴らしいそこで亡霊のように存在感を示している亡き前妻レベッカが何やら不気味。
    感想は下巻にて。

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