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- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102101087
感想・レビュー・書評
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体格は大きいが臆病者で知的障害を持つレニーと体格が小さいが賢明で豪胆な振る舞いをするジョージ。
体格も知恵も対照的な2人は自分達の農場を持ち暮らすことを目標に移動農業者労働者として働いている。
厳しい労働環境の中、僅かな収入で生活しなければならない理不尽さを生き抜く2人には生命力を感じる。そして物語の終わりに2人には悲劇が訪れる。その悲劇もどこか運命的で、いずれこうなるだろうと予想がついてしまうことが辛い。
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ちょっと私には共感できる点が少なすぎた…何を描きたかったのだろう?何を伝えたかったのだろう?という感じ。
次代背景や作者の作風などわかっていないと理解度に影響する気がする。
ただただ悲しい結末で、この作風なら清々しいハッピーエンドにしてほしかったなぁ。 -
優しい残酷さ。世界は美しい。
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ラストがああぁぁ....。
レニーがああぁぁ....ぁぁ....。
古き米国、開拓者時代(?)での農場のお話。
最後はショーシャンクのように、幸せになるのかと期待したら、
やはりそうなりましたか。
伏線はここに張っていたのかぁぁ....。
爽やかになれない一冊だった。